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統計問題で頻出の「令和5年地価公示」が公表されています

  公開日:2023/07/21
最終更新日:2023/09/05

※この記事は約4分で読めます。

こんにちは、四谷学院宅建講座の甲斐です。
今回は国土交通省から公表されている令和5年地価公示の概要を確認します。
地価公示は宅建試験の統計問題で頻出です!

その他の統計情報については、下記のページをあわせてご参照ください。

統計問題で頻出の「年次別法人企業統計調査(令和3年度)」が公表されています

統計問題で頻出の「令和5年版土地白書」が公表されています

統計問題で頻出の「令和4年建築着工統計」が公表されています

令和5年地価公示のポイント

宅建試験では地価変動率からの出題が多いです。
令和5年地価公示における地価変動率は、令和4年1月以降の1年間の地価変動率のことを指します。

令和5年地価公示のポイントは、以下の3つです。
新型コロナウイルスの影響が緩和し、全体的に上昇が継続しているのがポイントです。

令和5年地価公示における地価変動率の概要

地価公示では、全国平均三大都市圏平均地方圏平均に大きく分類した上で、それぞれの全用途平均住宅地商業地工業地の地価変動率を公表しています。
令和4年度の宅建試験では、三大都市圏平均と地方圏平均の住宅地が出題されています。

【令和4年度 問48 肢2】
令和4年地価公示(令和4年3月公表)によれば、令和3年1月以降の1年間の住宅地の地価は、三大都市圏平均では下落したものの、それ以外の地方圏平均では上昇した。

以下、令和4年1月以降の1年間の地価変動率の概要を確認しましょう。

全国平均

全用途平均:2年連続の上昇(上昇率が拡大)
住宅地:2年連続の上昇(上昇率が拡大)
商業地:2年連続の上昇(上昇率が拡大)
工業地:7年連続の上昇(上昇率が拡大)

三大都市圏(東京圏、大阪圏、名古屋圏)平均

全用途平均:2年連続の上昇(上昇率が拡大)
住宅地:2年連続の上昇(上昇率が拡大)
商業地:2年連続の上昇(上昇率が拡大)
工業地:9年連続の上昇(上昇率が拡大)

地方圏(三大都市圏以外の地域)平均

全用途平均:2年連続の上昇(上昇率が拡大)
住宅地:2年連続の上昇(上昇率が拡大)
商業地:2年連続の上昇(上昇率が拡大)
工業地:6年連続の上昇(上昇率が拡大)

地方四市(地方圏のうち札幌市、仙台市、広島市、福岡市)平均

全用途平均:10年連続の上昇(上昇率が拡大)
住宅地:10年連続の上昇(上昇率が拡大)
商業地:10年連続の上昇(上昇率が拡大)
工業地:10年連続の上昇(上昇率が拡大)

地方四市以外(地方圏のうち地方四市を除くその他の地域)平均

全用途平均:3年ぶりの上昇
住宅地:28年ぶりの上昇
商業地:3年ぶりの上昇
工業地:5年連続の上昇(上昇率が拡大)

統計情報のチェックは試験直前期がおススメです!

令和5年度宅建試験では、2023年6月頃までに公表された直近の統計情報から出題されます。
押さえなければならない統計情報は多くないので、9月頃の試験直前期にまとめて押さえるのがおススメです!

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9月上旬~中旬に受講生専用ページにてより詳しい統計情報を公開します。
試験前に必ず目を通しておきましょう。
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四谷学院では、受講生専用ページを通じて、受講生を対象に、最新の試験情報や法改正情報などを随時発信しています。

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