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統計問題で頻出の「令和5年版土地白書」が公表されています

  公開日:2023/08/11
最終更新日:2023/08/01

※この記事は約3分で読めます。

こんにちは、四谷学院宅建講座の甲斐です。
今回は、令和5年(2023年)6月に国土交通省が公表した令和5年版土地白書を見ていきましょう。

土地白書には膨大な情報が掲載されていますが、宅建試験で出題されるのは、①土地の売買による所有権移転登記の件数土地取引件数)、②国土利用の概況・推移、③宅地供給量です。
これら3つを確実に押さえておきましょう!

令和4年度の宅建試験では①について出題されています。

【令和4年度 問48 肢3】
令和4年版土地白書(令和4年6月公表)によれば、令和3年の全国の土地取引件数は約133万件となり、土地取引件数の対前年比は令和元年以降減少が続いている。

その他の統計情報については、下記のページをあわせてご参照ください。

統計問題で頻出の「令和4年建築着工統計」が公表されています

統計問題で頻出の「令和5年地価公示」が公表されています

土地の売買による所有権移転登記の件数(令和4年)

土地の売買による所有権移転登記の件数については、令和5年度の宅建試験では、令和5年版土地白書に掲載されている令和4年の情報が出題されます。

令和4年の土地の売買による所有権移転登記の件数は約130万件であり、前年が約133万件であったため、前年と比較して若干ですが減少しています。
もっとも、令和5年版土地白書では「ほぼ横ばいで推移している」と記載されていますので、これを押さえておけばよいでしょう。

国土利用の概況・推移(令和2年)

土地利用等の概況は、住宅地、工業用地等の宅地の面積が出題されることが多い傾向があります。
土地利用等の概況については、令和5年度の宅建試験では、令和5年版土地白書に掲載されている令和2年の情報が出題されます。
また、森林が全国土面積の約3分の2を占めていることも、あわせて押さえておくとよいでしょう。

住宅地・工業用地等の宅地の面積

令和元年:約197万ha ⇒ 令和2年:約197万ha(全国土面積の5.2%)

農地の面積

令和元年:約440万ha ⇒ 令和2年:約437万ha(全国土面積の11.6%)

森林の面積

令和元年:約2,503万ha ⇒ 令和2年:約2,503万ha(全国土面積の66.2%)

宅地供給量(令和2年度)

宅地供給量については、令和5年度の宅建試験では、令和5年版土地白書に掲載されている令和2年度の情報が出題されます。
平成26年度以降、宅地供給量は隔年集計になっていることもあって、上記の2つの統計情報に比べると、宅地供給量の出題頻度は低いです。

令和2年度の宅地供給量は、平成30年度に比べると減少しています。減少幅も平成30年度比24.2%減という大幅な減少になっています。

四谷学院「宅建講座」受講生の方へ
9月上旬~中旬に受講生専用ページにてより詳しい統計情報を公開します。
試験前に必ず目を通しておきましょう。
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