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統計問題で頻出の「令和2年建築着工統計」が公表されました

  公開日:2021/06/29
最終更新日:2021/08/20

※この記事は約3分で読めます。

こんにちは、四谷学院宅建講座の甲斐です。
今回は、令和3年(2021年)1月末に国土交通省が公表した 令和2年建築着工統計 を見ていきましょう。
建築着工統計は、地価公示や土地白書と並んで、宅建試験の統計問題では頻出です。

令和2年建築着工統計のポイント

令和3年度の宅建試験で出題されるのは 令和2年の新設住宅着工戸数 です。
つまり、令和2年1月から令和2年12月までの間に、新たに着工された住宅の戸数のことを指します。
国土交通省は、令和2年の新設住宅着工戸数の総評を、次のようにまとめています。

令和2年の新設住宅着工は、持家、貸家及び分譲住宅が減少したため、全体で減少となった。

令和2年建築着工統計で公表された新設住宅着工戸数

新設住宅着工戸数に関する統計は、総戸数(新設住宅着工戸数)、利用関係別戸数に分けて公表しています。
さらに、利用関係別戸数の統計は、持家貸家分譲住宅に分けて公表しています。
今回は、主に新型コロナウイルス感染症の影響で、すべて減少となっていますので、「○年連続の減少」「昨年の増加から再びの減少」という点まで押さえておきましょう。

令和2年の総戸数(新設住宅着工戸数)

戸数:815,340戸
前年比:9.9%減
増減の傾向:4年連続の減少

令和2年の持家の新設着工戸数

戸数:261,088戸
前年比:9.6%減
増減の傾向:昨年の増加から再びの減少

令和2年の貸家の新設着工戸数

戸数:306,753戸
前年比:10.4%減
増減の傾向:3年連続の減少

令和2年の分譲住宅の新設着工戸数

戸数:240,268戸
前年比:10.2%減
増減の傾向:6年ぶりの減少
分譲住宅は、マンション一戸建住宅にも分けて公表しています。

【分譲住宅の内訳】

○令和2年のマンションの新設着工戸数
戸数:107,884戸
前年比:8.4%減
増減の傾向:昨年の増加から再びの減少

○令和2年の一戸建住宅の新設着工戸数
戸数:130,753戸
前年比:11.4%減
増減の傾向:5年ぶりの減少

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