こんにちは、四谷学院です。
この記事では、「共感的理解」について解説します。
共感的理解とは
共感的理解とは、カウンセラーがクライアントの感情を、あたかも自分が感じているかのように感じ取ること、しかし同時に、それに巻き込まれない立場を保つことです。
たとえば、
クライアントが「怒り」を表している場合であれば、「あたかも怒っているように」
クライアントが「困惑」を表している場合であれば、「あたかも困惑しているように」
ということになります。
「あたかも」とは、クライアントと同じ気持ちではあるが、実際には「怒っていない」「困惑していない」状態であるということです。
共感的理解の意義
共感的理解がもつ意義の一つは、クライアントの自己理解です。
カウンセラーがクライアントを理解し、クライアントに感情を伝えることによって、クライアントが自分自身をよりよく理解する助けとなることができます。
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