こんにちは、四谷学院の夏目です。
フロイトのキーワードといえば、「自我」や「超自我」です。
それらは一体どんなものなのでしょう?
心の構造「局所論」と「構造論」
フロイトは、心を「局所論」・「構造論」で説明しました。
局所論
心は、意識・前意識・無意識の3層からなります。
構造論
心の役割は、イド(エス)・自我・超自我に分かれます。
イド(エス)・自我・超自我
イド(エス)
イド(エス)とは、かんたんに言い換えると「本能」です。
「欲望」ともいえるでしょう。
超自我
超自我を簡単に言い換えると、「理性」です。
無意識にあると考えられています。
親のしつけなどによって内在化されているもので、多くは自覚できません。
そのため、コントロールすることも難しいといえます。
自我
イド・超自我・外界の要求から生じる、精神力動的葛藤を<調整する役割>をもつのが自我です。
自我には、自分でコントロールできる自我(=自律的自我)と、コントロールできない自我(=防衛機制)があります。
防衛機制は、無意識・前意識にあります。
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