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こんにちは、四谷学院の土田です。

皆さんは、普段どんな筆記具を使われていますか?
筆記具は色々とありますよね。

ボールペン、マジック、フェルトペンや名前ペン、万年筆、エンピツ、シャーペン、筆ペン・・・などなど非常にたくさんの種類があります。

今日は、なかでも最も私たちの身近にある「ボールペン」の使い方について解説します。

ペンを持つ角度

こちらの写真は、講師の岡田先生のお手元です。

どの筆記用具でも、基本的には持ち方は同じです。3本の指で支えるように持ちます。小指は紙に軽く擦れる感じです。

コツは、ぎゅっと強く握りすぎないことです。
気合が入り過ぎるのか、筆圧も強い方が多いので、かるーくやさしく握ってください。ペンの後ろをスーッと引っ張るとペンが抜けるくらいの力加減です。

写真を見てくださいね。そっと握っているので爪の色も変わっていません。(ぎゅっと強く握ると、爪が白くなってしまいます。)

ボールペンは例外

ただしボールペンの場合には、その構造の特徴から1つ気をつけていただくことがあります。
それは、「角度」です。

ボールペンは、ペン先にちっちゃなボールがついています。これを紙に押し付けて回転させることで、インクが出てくる仕組みです。

ためしに、天井を見上げる姿勢で試してみてください。



書けませんよね?
ボールペンを寝かせすぎても、書くことができません。

つまり、ペン先を紙に押し付けることができないと、インクが出てこないんです。

ですから、ボールペンで書くときには、正しい角度でよい具合に筆圧(紙に押し付ける力)がかかるように構えます。

ボールペンの構造

ボールペンの先端はどのようになっているお分かりでしょうか?
ボールペンの先の拡大図を見てみましょう。


出典:ゼブラ株式会社「ボールペンのしくみ」

小さなボールが見えますよね?これがクルクル回ってインクが出るという仕組みなのです。
(これを考えた人、天才ですね~)
ですから、ボールペンは紙に押し付けないと書けません。サインペンや鉛筆などよりも、気持ち角度を90度に近づけると書きやすくなります。

ただし!
ボールペンで書いた跡がでこぼこしているようでは、筆圧が強すぎです。でも、そういった方はとっても多いんです。
だから、たくさん書くと「手が疲れる~~」「指が痛い!」と言ってしまいます。

岡田先生はたくさん書いてもちっとも疲れないそうです。
それはかるーく握っているから。

ペンが後ろからすっと抜けるくらい、そっと握りましょう。

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