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こんにちは、四谷学院の土田です。

突然ですが、絵の上手な方や、アートセンスが高い方は、字もうまいと思いませんか?
あるいは「読みやすい!」と感じたことはありませんか?

今日は「絵のうまさ」と「字のうまさ」についてお話します。

マンガ家にとって「字は絵」

私は昔、マンガ家のアシスタントのようなことをしていたことがあります。
そのときに思ったのが、
「マンガ家さんは、絵だけじゃなく字も上手だな!!」
ということなんです。

もちろん、書家の先生のような流麗で達筆なわけではありません。
しかし、非常に読みやすい字を書く方が、マンガ家さんには多いと思います。

何より、まっすぐ書くことができるんです。
これは、字を絵のように書くからだと思います。

まっすぐ書くことは難しい

まっすぐ書いているつもりでも、行が曲がってしまうこと、よくありますよね?
真っ白なハガキに書くときに、下書きは欠かせません。

マンガ家の場合「まっすぐの線」とか「円」を描く練習をしています。
だから、まっすぐに字を書くことなど造作ないことなんです。

当然、まっすぐに書いてある文章は「キレイ」に見えます。
曲がっている字よりも、ずっと印象がよくなるわけですね。

字の形をよく知っている

字の輪郭を書けますか?
たとえば、「ジャーン!」という字なら、こんな風に描きます。

字の枠を書いていくわけですね。
「シ」とか「-」など単純な字なら、そんなに大変ではありません。しかし、「あ」とかは、結構大変。漢字はもっと大変!実際に描いてみるとその難しさが実感できると思います。

マンガ家の人は日常的にこれらを描いているので、字の構造やバランスがとてもよく分かっているのです。
サラサラーッとあっという間に書いていて、すごく不思議に感じたものです。

※私は・・・「ヤ」も失敗しました。難しいです。

お手本をよく見ることが上達の近道

マンガ家さんの例を挙げましたが、芸術・アートに関わる方は、目がいいのです。
良いものを、よく見ています。

ペン字で上達するために、「何度も書く」よりも、「よーく見て、ていねいに書く」のが大事というのはとてもよくわかる理屈です。

あなたがもし「上達したい!」と思うのならば、ぜひお手本をよく見てくださいね。
バランスはもちろん、全体の形、「とめ」「はね」「はらい」に特に注目しましょう。

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