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こんにちは、四谷学院のこども環境管理士、林田です。

新聞やテレビで「プラスティックのストロー使用禁止」のニュースをご覧になった方も多いのではないでしょうか?

正直なところ、「やっと・・・」でも「日本はまだ・・・」というのが感想です。
あなたはどう感じましたか?

使い捨てのプラスティック

プラスティックのゴミの問題は、以前にもご紹介しました。
「安価な消費財」ということでプラスティックは広く利用されてきましたが、今、新たな環境問題が目の前にあります。

知って欲しい!海のゴミ問題「マイクロプラスチック」について

こちらの新聞記事に、プラスティックのストローが世の中に浸透した経緯が解説されています。非常に興味深いので、まだお読みでない方はぜひ。

日経新聞「スタバから消えるストロー 意外と短い繁栄の歴史 」

ストローの材料が変わる!

確かに使い捨てのプラスティックは、安価で衛生的、そして、とても手軽です。
でも、環境に悪影響があるとわかっているのであれば、使い続けることはできません・・・
そもそもストローは、「麦わら:straw」を使っていました。だから名前のそのまんま「ストロー」。

その後、紙のストロー、そしてプラスティックとより便利に使いやすく変わってきました。
今ではプラスティックストローが主流ですが、なんと紙製のストローの方が価格が高いんです。
紙製ストローの方が、エコなんですが・・・中には「パスタ」をストローの代用品として使うケースもありますが、やはりコストはプラストローより掛かるようです。

しかし、ココが人類の知恵の使いどころですよね。
環境に優しい新素材が注目されています。

日経新聞「「ストロー特需」で新素材 スタバやマックがプラ廃止 」

プラスティックストローの使用禁止を受けて、多くの化学メーカーが「自然分解するプラスチック」の量産に動いているとのこと。
「持続可能な開発」という意味でも、環境にやさしいプラスティックの開発がうまくいき、プラゴミが減少することが期待されています。

こども環境管理士資格認定講座では、身近な環境についての基礎を学ぶことができます。
子どもたちに、すばらしい自然を残していきたいと考える、すべての方に。