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グレーインフラからグリーンインフラへ

  公開日:2018/05/28
最終更新日:2018/05/07

※この記事は約2分で読めます。

こんにちは、四谷学院の林田です。
この記事では「グリーンインフラ」について解説します。

インフラとは?

「インフラ」という言葉を聴いたことがあるかと思います。
「インフラ」とは、「インフラストラクチュア」(infrastructure)の略で、水道や道路、電力網などの社会や生活の基盤を指します。
よく選挙の公約などでも「インフラ整備」なんてことをも言いますよね。

グレーインフラ

従来のインフラ整備は「グレーインフラ」と呼ばれます。
確かに、コンクリートやアスファルトなど、グレーのイメージですね。

インフラが整うと、「生活が便利になったり豊かになったりする」というイメージもあるかと思います。
しかし、東日本大震災を一とする大きな災害を受け、人工物による防災・減災の限界が指摘されるようになりました。
「スーパー堤防」の決壊はまさにショッキングでした・・・

グレーからグリーンへ

地球規模で温暖化が進む中で、世界的にも、防災・減災は重要なテーマとなっています。

近年「グレーインフラからグリーンインフラへ」という考え方があります。自然生態系がもつ多面的機能に着目、欧米を中心に「グリーンインフラ」として戦略的に保全・再生し活かすという考えが広まってきています。

日本においても、持続可能な経済・社会のあり方について考えるとき、持続可能なくにづくりや地域づくりのため、自然の機能を活かしたインフラ整備を展開が考えられます。

テキストでも学んだとおり、自然には防災・減災の機能があります。
この自然の機能をうまく利用した「グリーンインフラ」への取組が活発化しています。
防災や水質浄化など、自然のもつの力を積極的に利用しようということなんですね。

子ども達のために豊かな自然を残したい。そのために何ができるだろう?
「環境」について学んでみませんか?

 

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