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こんにちは、四谷学院の子ども環境管理士、林田です。

今日も東京は暑い!暑い日差しをどうにかして押さえられないか??
クーラーも適切に利用しつつ、クーラーをもっと効果的に使うには?

そうです、グリーンカーテンです。

今日はグリーンカーテンについてお話します。

グリーンカーテンの効果

直射日光が部屋に差し込むと、室温がググッと上がってしまいますね。
もちろん、クーラーや扇風機も助けになってくれますが、ここでお勧めしたいのが「グリーンカーテン」です。
暑さをさえぎって、日陰をつくってくれます。

その効果は大きく、なんと日差しの熱エネルギーを約80%カットしてくれるんです。
80%って驚きの数字です。

「日陰を選んで歩こう・・・」
「日なたに出ると焼ける!溶ける!ギャー」

直射日光は熱い!という実感はあったのですが、80%という数字を見ると、「そりゃあ、涼しいはずだ」と納得です。
布等のカーテン以上の効果ですね。地面や壁からの放射熱も抑えてくれます。

家庭はもちろんですが、全国の学校や企業などでも積極的に取り入れられています。

取り組み例

横浜市南区の取り組み →  南区緑のカーテンプロジェクト

愛知県の取り組み → あいち緑のカーテンコンテスト

かごしま環境未来館 →  緑のカーテン実践塾

グリーンカーテン、何を植える?

地域にもよりますが、ゴーヤ、ひょうたん、キュウリ、ヘチマやアサガオなど、つる性の植物を植えることで、カーテンの役割をしてくれます。

軒下やベランダなど、タテのスペースをじょうずに利用できる、というのもうれしいところです。さらに旬のごちそうも味わえますね(うれしい!)。
地球にも優しく、エアコンの使用が抑えられることから、二酸化炭素排出の削減効果もあります。

いつから準備すればいい?

グリーンカーテンを暑い夏に完成を間に合わせるためには、梅雨入り前に取りかかるのが良いとのこと。
え?もう遅いじゃん…

大丈夫、ちょっと時期を逃してしまっても間に合います!!


出典:環境省COOL CHOICEホームページ

最近では、ホームセンターやテレビ番組などでも「グリーンカーテン」「緑のカーテン」が取り上げられていますが、実は実践している人は、まだ20%に満たないんです。ぜひ今年は、チャンレジしてみてくださいね。

ちなみに、私は昨年に続きゴーヤです。
ツルがどんどん伸びていって、黄色のかわいい花が咲き、ごつごつした実がなる・・・見ているだけでも楽しいですよ。
収穫し損ねたゴーヤの実は、黄色くなりそしてオレンジになる!ということも初めて知りました。

グリーンカーテン、今年は間に合わなかった!ちょっと土は置けないのだけど…という方は、葦簀(よしず)や打ち水などもぜひ活用してみてくださいね。

子どもたちに自然の不思議さ、おもしろさ、そして大切さを伝えていこう!