四谷学院宅建講座の春野です。
今回は、宅地建物取引士になるためにはどうすればよいか、ということをご説明します。
宅建試験に合格する
宅地建物取引士になるためには、まずは宅地建物取引士の試験に合格することが必要です。
宅地建物取引士の資格は、大学や専門学校の卒業や単位修得で取得することはできません。
宅建試験とは
毎年10月の第3日曜日に行われています。
実施時間は午後1時~午後3時の2時間です。
受験資格は特に定められていません。
学歴・年齢・実務経験などの受験制限がなく、誰でも受験することができます。
不動産業界に勤務されている方の場合、試験問題の一部免除を受けられる場合があります。勤務先に相談してみましょう。
「知っておきたい!宅建試験の登録講習(5問免除)とは?」
宅建試験に合格したら
宅建試験に合格したら、次はいよいよ宅地建物取引士として働くための手続きを行います。
登録は、受験した試験地の都道府県で行います。
宅建試験に合格すると、合格証書と一緒に、登録に関する必要書類が届きます。
この書類に必要事項を記入して、都道府県の登録窓口で登録手続きを行います。
このとき、宅建業の実務経験が2年未満の方は、登録をする前に登録実務講習を受講することが必要です。
詳しくは、「宅地建物取引士の登録をするための「登録実務講習」について」で説明しています。
無事に登録が済んだら、宅地建物取引士証の交付を受けて、宅地建物取引士として仕事をスタートすることができます。
宅地建物取引士の大きな特徴は、学歴や実務経験に関係なく「誰でもなることができる」ことです。
思い立った時が始め時です。
今すぐ準備を始めましょう。
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