こんにちは、四谷学院宅建講座の甲斐です。
年末年始の時期にさしかかり、一段と寒くなってきましたね。
今回は、宅建試験受験生の年末年始の過ごし方についてのお話です。
年末年始に何をする?
まず結論から言いましょう。
年末年始に学習が進まなくても大丈夫です!
宅建試験が実施されるのは毎年10月です。
まだ本試験まで十分に時間があります。
年末年始は何かと忙しい時期ですから、無理に学習を進めることはないでしょう。
旅行や帰省など、リフレッシュをする時期に充てるのもよいですし、年末年始が書き入れ時の方は、商売に勤しむのもよいですね。
しかし、1つだけ年末年始に行って欲しいことがあります。
それは、
いつから学習を再開するのかを決めておく
ということです。
年末年始にいったん学習をとめる場合の注意点は、これ1つだけです。
学習を再開すると決めた日から、必ず学習を再開しましょう!
よいタイミングは?
キリがいいところでは、「三が日を過ぎた最初の月曜日」もしくは「土日+成人の日の3連休後明けの日」あたりでしょうか。
年末年始の時期に学習をとめた後、学習を再開しないまま2月や3月になってしまった、というのは絶対に避けなければなりません。
いつから学習を再開するのかをしっかり決めて、年末年始を有意義に過ごしましょう!
宅建対策をスタートするために必要なもの
まずは教材!そして…学習スケジュール
宅建試験対策のためには、「まずは教材を手に入れよう!」と考える方が多いことでしょう。
教材と一言で言っても「テキスト」「動画」「問題集」など、色々ありますよね。
すべて必要なわけではありません。
ご自身にとって必要な教材をご準備ください。
そして、スケジュールもセットでご準備ください。
教材だけ準備してもよいスタートは切れないからです。
手元に準備した教材を「いかに効率的に使えるか?」「いかに合理的に活用できるか?」
ぜひとも、考えてほしいと思います。
特に、毎日忙しい方が学習を進める場合には、適切な学習スケジュールを設定しているか、それとも設定していないかで、大きく変わってきます。
スイッチを決めよう
なかなか学習が進まない人におススメなのが、何らかの行動を学習のスイッチにするということです。
例えば、
「朝起きたら、まず一問一答の問題を10問解く」
「移動中は、動画を1つ見る」
「コーヒーを飲むときには、テキストを1ページ読む」
などの具体的な行動と紐づけていくとよいでしょう。
慣れてくると、セットでやらないと何だか気持ち悪い…、という感覚になっていくと思います。
長期計画と短期計画
これから10月の本試験まで長丁場となりますから、長期計画と短期計画の2つを作成することをおススメします。
長期計画については、おおまかに「2か月程度で権利関係(民法、借地借家法、区分所有法、不動産登記法)を一通り学習できればいいな」などと科目ごとに計画を立てるとよいでしょう。
これに対して、短期計画については、週単位で計画を立てることをおススメします。
短期計画を立てる際のポイントは、スモールステップで進めるということです。
問題なくクリアできるであろう「小さい目標」を週単位などで立てて、次々にクリアしていってください。
チリも積もれば…とも言いますし、「クリアした」という達成感は継続へのエネルギーになります。
週末になって「また今週も、学習計画を達成できなかった…。」となるようでは、挫折は目に見えていますよね。
そうではなくて、「今週も、がんばったな!偉いな自分!」と思えるような計画を立てましょう。
四谷学院の学習スケジュールは、演習トレーニングに搭載されている「55ナビシステム」にお任せください!
演習トレーニング及び55ナビシステムについては、下記の記事をあわせてご参照ください。
過去問題と解説
過去問題を解くときに、ぜひ重視してほしいのは「解説」です。
せっかく過去問題に取り組むのですから、間違えた問題は「次は絶対に正解できる」という状態にしておきましょう。
それを可能にするには、過去問題にしっかりした解説がついていることが必要です。
解説が充実している過去問題集を準備するとよいでしょう。
問題はたくさん解くべし
ある程度の量をこなすことで見えてくることもあると思います。
動画やテキストによるインプットと並行して、インプットしたものが「問題を解く際に使える知識になっているか?」ということを、実際に問題を解いて確認しましょう。
もちろん、間違えた問題はもう一度解いて、次はしっかりと正解できるようにしておきたいですね。
また、自分の理解度を測るため、あるいは弱点を知るために、問題を解いてみるのもよいでしょう。
問題演習は「目的」を持って取り組むと、より高い学習効果を得ることができます。
四谷学院宅建講座では、主にスマートフォンで問題演習ができるように、「演習トレーニング」というプログラムを準備しております。
演習トレーニングには、〇×問題及び4択問題を合わせて約1800問が収録されており、本試験で合格点以上を獲得するための実戦力を養うことができます。
(四谷学院宅建講座の演習トレーニングは、スマートフォン向けに設計されていますが、パソコンや一部のタブレットにも対応しています。詳しい動作環境はこちらのページを参照してください。)
電卓は必要?
宅建試験のよくいただく質問の1つとして、「試験中に電卓の使用はできますか?」というものがあります。
宅建試験では、宅建業者が依頼者から受領できる報酬額を計算する問題が毎年1問程度出ます。
この報酬額を計算するときに電卓を使いたいところですが、宅建試験では電卓の持ち込みが認められていません。
電卓を使わずに計算できるように、普段から紙に書いて練習することが必要ですね。

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