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11月1日は「古典の日」 古典に親しみ、古典に学ぼう

  公開日:2017/11/01
最終更新日:2017/11/02

※この記事は約4分で読めます。

こんにちは、四谷学院の土田です。

11月1日は「古典の日」です。ご存知ですか?
私は初めて知ったのですが、「古典の日公式ホームページ」もあります。

「私たちは、いま古典を学び、これをしっかりと心に抱き、これを私たちのよりどころとして、世界の人々とさらに深く心を通わせよう。」

〇〇の日はゴロあわせが多い?

11月はほかにも、11月11日ポッキーの日(見た目)、11月22日は「いい夫婦の日」(いい ふうふ)、「犬猫応援の日(わんわんにゃーにゃー)」などありますが、日付が「語呂合わせ」になっているケースが多くあります。たしかに覚えやすいですね。

面白い語呂合わせでは・・・
3月14日は「数学の日」。円周率「3.14」に由来します。
12月12日は「漢字の日」。「いい字、一字」ですね。

古典の日の由来は?

では、「古典の日」の由来はなんでしょう?
実は・・・語呂合わせで決まったわけではありません。
「古典の日」は『源氏物語』に由来します。

左衛門の督(かみ)、
「あなかしこ、このわたりに若紫やさぶらふ」とうかがひ給ふ。

〈現代語訳〉
左衛門の督は
「失礼ですが、このあたりに若紫はいらっしゃいますか?」
とお聞きになった。

紫式部『紫式部日記』より

「若紫」は、『源氏物語』の登場人物「紫の上」のこと。
この「若紫」と出てくる記述は、『源氏物語』の存在を確認できる最古の記録です。ずばり、寛弘5年(1008年)の11月1日。
こういったことから、古典の日は11月1日に制定され、文学、音楽、美術、演劇、伝統芸能など、様々な分野の古典に親しむことを目的としています。

1000年前の巻物が読める

当然ながら、この『源氏物語』は日本語で書かれています。
だから・・・私たちにも読めるんです!
もちろん、そのままではちょっと読みにくいのですが、漢字はそのままの崩してあることも多いです。
問題は『ひらがな』。
続け字でサラサラ~~と書いてある(連綿・れんめん)ので、なかなか現代人には難しいのです。

しかし・・・
「字母」を知っていると読めるところも結構あるんです。

ひらがなの元になったのは漢字である、ということはご存知でしょう。
元になる字を「字母(じぼ)」とか「字源(じげん)」と呼びます。
たとえば、「あ」の字母は「安」です。
「あいうえお」の字母はこちら。

※諸説あります。

全部は難しいですが、『源氏物語絵巻』は暗号ではありません。知識があれば、「あ、これは「の」と書いてある」とか読むことができます。
1000年前に書かれた巻物も、同じ「日本語」であり「ひらがな」です。江戸時代の掛け軸などは「最近」ですよね!
筆文字を読めると、1000年のときを越えて当時の平安人の気分を味わえる・・・かも。

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