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自宅がペン字教室に?!通信講座でキレイな字になりたい!

  公開日:2018/03/16
最終更新日:2021/12/08

※この記事は約4分で読めます。

こんにちは、四谷学院の土田です。

今まで、書道教室やペン字教室に通ったことはありますか?

私はあちこちの教室に参加した経験があるのですが、いつも初日は緊張します。
「どんなことをするんだろう?どういう風に教えてくれるのかな?」と気になりますよね。

そこで、今回は様々なペン字教室と通信講座のスタイルを比較してみました。
色々なペン字教室があるので、これ以外にも独自の指導法を採用している所もあると思います。
今回は「一般的なスタイル」としてご紹介していきます。

ペン字教室でやることは?

教室によって様々なパターンがあるのですが、大きく分けて3パターンに分けられます。

(1)解説+実践+添削指導

「今日のお題」がクラスの生徒全員で共通の場合です。
まず最初に、先生による解説があります。黒板やホワイトボードを使って解説してくれる場合もあります。
カルチャースクールなど、カリキュラムがあらかじめ決まっていたり、全3回などの単発で行われる講習会では、この形式が多いようです。

たとえば、このようなテーマや課題が「クラス名」についていることが多いですね。

・「平成○年 年賀状講座」
・普段使いの筆ペン字~お礼状を書く~
・大人のたしなみ「のし袋の表書きの書き方」
・教養講座「和歌や短歌を書いてみましょう」 などなど

先生の解説を聞いた後は、いよいよ実践です。
みなさん、配布される同じお手本を見ながら書いていきます。
ちなみに、このお手本は、授業料のほかに別に費用が必要だったりもしますので、事前に受講料はチェックしておくとよいと思います。
(私はお手本どころか、額まで買わされてしまった経験があります・・・涙)

しばらくしたら先生が席を巡回、もしくは出来上がった人から先生のところに作品を持っていき、指導を受けます。

生徒にレベル差が生じるので、隣の席をのぞき込んで「わ~うまい!」と驚きつつ、自分の下手さにへこみ気味になっていたのは、私です。笑
逆に上手な方は、物足りなく感じかもしれませんね。

最初に説明が受けられる、というのはよい点なのですが、実はテキストに書いてあることと同じだったりします。
もちろん、それ意外にもちょっとしたコツや、手本を作成するときの裏話なんかもポロリと聞けたりして楽しいです。
たとえば、先生が「右に曲がっちゃうから何度も書いた」「この和歌には思い出があって・・・」などとお話されると、ちょっとホッコリしますよね。

(2)実践+添削指導

生徒それぞれ、レベルや目標が異なり、一人ひとりに「お題」が指定される形式です。

「じゃあ、あなたの課題は、コチラね」とお手本を渡され、まずは書いてみる。
個別に簡単に説明されますが、自分なりに書くことを先にやる「まず実践」という形です。
出来上がったら先生のところにもっていき、それぞれの力量にあわせた添削指導を受けます。
先生に直されたことを元に、また、「練習」→「添削指導」→「練習」→「添削指導」のサイクルとなります。

1回で課題をクリアできることもあれば、何週間も同じ課題を書くこともあります。
自宅で練習していくと、教室ではすいすい進むことができますが、逆に言えば、自宅などで自主練習しなければ、いつまでたっても卒業(?)できず、同じお手本を書き続けなければなりません。


ちなみに、私は自宅でなかなか練習できるタイプではなく、いつも教室で練習していたので、ちょっともったいない使い方だったと思います。授業の半分以上、自分の席で書いてましたから、ほかの方が2回指導を受けられるところ、私は1回・・・なんてことも。先生が気をきかせて声をかけてくれるほどでした。
が、相変わらず進まず、冬から練習している「春の挨拶」を、ゴールデンウィーク直前まで練習する羽目になった思い出があります。なかなか先生からOKをいただけなくて、周りの方は次の課題に進んでいるのに・・・と、ちょっとふてくされてました(自宅で練習しない自分が悪いのですが、最終的に先生があきらめて、次の課題へ・・・)。

(3)添削指導+実践

宿題が出て、基本は家で書いてくるので、教室では添削指導を受けることが中心です。
上記の(2)実践+添削指導とは、逆のアプローチになります。

自分の練習は基本的に自宅で行い、教室では自分の添削指導はもちろんですが、ほかの生徒さんの添削指導も一緒の見学します。
そこで、意見交換をしたり、質問をしたりします。同じ課題の場合もありますし、別の課題の場合もありますので、別の課題の場合には、ちょっと離れて待っていたりします。

このスタイルは、上級者向けの教室では多いかもしれません。
先生との距離が近く、色々質問もしやすいし、時には難度の高い講義も受けることができますが、自宅でしっかり練習できることが前提となります。
字の練習というよりは、「作品づくり」というイメージです。

私はこのスタイルは向いておらず、憧れもあって何度か見学させていただきましたが、あきらめました。話についていけないというのも大きかったですね。
自分で学び取るスタイルなので、書に対する熱量が高い、熱心な生徒さんが多いことも特徴の1つだと思います。

教室・スクールのメリット

教室、スクールに通うことのメリットは、3つあると思います。

(1)添削指導を受けることができる
(2)講義をうけることができる
(3)モチベーションの維持。一緒にがんばる仲間がいる。

生徒さん同士の交流は、盛んなクラスもあれば、あっさり淡白なクラスもありました。先生の方針もあるでしょう。
いつもクラスが終わったら喫茶店によっておしゃべり・・・というクラスもありました。それはそれで、なかなか楽しいものです。
(苦手な方もいらっしゃるかもしれませんね)

もちろん、教室で一緒に取り組む生徒さんを見るだけでも、モチベーション維持には十分だと思います。
「あれ?あなたもう次の課題に進んだの?」と声をかけられたり、
「○○さん、お上手ですよ」と先生に褒められた人の作品をほかの机まで見に行ったり、
教室だけで会う、お隣の席になる、それだけでも「仲間」です。
目的やレベルは違うかもしれませんが、がんばる人を身近に感じることは、自分のやる気も刺激されます。

それでも、私が通信講座に決めたわけ

「自宅で練習できないから、通学はあきらめた」という私が、なぜ自宅で練習する通信教育なら続けられたのか?
不思議に思われるかもしれませんね。

その理由の1つが「気楽さ」です。
当たり前のことですが、クラスは曜日であったり、開始・終了の時間が決まっています。
そこにあわせて、練習をして教室に足を運ぶわけです。

私にはこれが大きなプレッシャーとなりました。
「次の木曜日までにやらなきゃ」
「課題がクリアできなかったら先生にいやな顔されるかも」
こんなことを考えてしまいました。
できなかった自分が、すごくダメな人間のように思えてしまって。

実際は、自分のペースで進めていいし、先生は怒ったりいやな顔をしたりはしません。(厳しい先生もいますが・・・)
これは私の性格の問題です。
自宅での練習が辛いものになってしまいました。

通信講座でもメリットは大きい

通学、スクールの3つのメリットのうち、2つは通信講座でも問題なくクリアできます。

(1)添削指導を受けることができる
(2)講義をうけることができる

添削指導回数は、通学よりも多いくらいですし、講義は動画なので何度でも繰り返し見ることができました。
質問も遠慮なくできるので、そういう意味では、通学よりもむしろ通信講座のほうがペン字の練習と相性が良いように感じます。

「講義・質疑応答」「添削指導」「実践」
この3つの要素が、通信講座にはコンパクトに収められていますし、ほかの生徒さんがいない分、自分の好きなように進めることもできるから、
なんと言っても、気楽。

好きな場所で、好きな時間に、自由に練習ができます。

また、通信講座は書籍での独学とちがって、「受講サポート期間」という区切りがあります。
これがかえって「1年で終わらせよう!」という目安にもなって、ダラダラの予防になりました。
延長することもできます、その点もとにかく気楽。
プレシャーが激減です。笑

(3)モチベーションの維持。一緒にがんばる仲間がいる。

通信講座では、この点が少し不安なところですが、私の場合は妹との文通がよい刺激になりました。
妹と私の字はそっくりなのですが、
「妹よりうまくなろう!」
というのはモチベーションアップにつながったと思います。

通信講座の不安とその解消

字の上達の条件のひとつに「継続」を挙げられるでしょう。
勉強でもスポーツでも「継続」はとても大事ですよね。

私の場合、「気楽に書ける」というのが継続のための最大のポイントになりました。
それで、通信講座で実行することができました。

最初に通学、スクールに通ったのもムダでなかったと思います。
そこで、効果的な練習法を教えていただきましたし、何より岡田崇花先生との出会いがありました。
今でも、スクールに通いたいな~と思っています。

(家の近くで、岡田先生の単発のクラスがあったら、絶対行きます!)

さて、私の場合、妹との文通がモチベーションになりましたが、
こんな不満というか要望がありました。
それは、こんなことです。

添削指導がもう少し親密だったらいいのに・・・
もう少し質問がしやすかったらいいのに・・・
添削指導の回数がもう少し多かったらいいのに・・・

そろそろお分かりでしょうが・・・笑
これらの不満を解消する形で、「四谷学院の55段階ボールペン字講座」がつくられたわけです。

 ↓ 岡田先生いわく、「赤入れの量は、一般的な通信講座の3倍」

添削課題のやり取りもモチベーション維持には有効だと思います。
でも、赤ペンで直されただけの答案だけだと、ちょっぴり物足りない。
そこに「よい線質です」「形がいいですね」などコメントがあると、嬉しくなってニヤニヤしちゃいます。

先生に質問をしたり、感想を書いたり、アドバイスをもらったり、褒めらてもらったり・・・そういうコミュニケーションが添削課題のやり取りの中にあると、理想的だと思っています。

もしあなたが、これまでのペン字に挫折しているのであれば、
もしあなたが、ほかの教室や書籍での練習に物足りなさを感じているのであれば、
ぜひ四谷学院の通信講座を試してみて欲しいと思います。

講座内容について、くわしくはホームページをご覧いただけます。
四谷学院 ボールペン字講座  

四谷学院 筆ペン字講座

 

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