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こんにちは、四谷学院の土田です。

私は、以前は非常に字が下手でした。
「かわいそうなくらいな字だね・・・」
と友達に言われたこともあります。涙

ほかにも
「字が上手そうに見えるのにね!」
と期待を裏切ってしまったこともあります。

「個性的な字だね」
これがギリギリ(?)褒め言葉です。

字が下手というだけで、とても肩身が狭い。
そして・・・・
字がうまいというだけで、ものすごくメリットが大きい。
この記事では、そんな私の経験をお伝えします。

字の上達で得たうれしい経験

母の言葉が印象に残っています。
「最近、字が変わったね。誰かと思った。落ち着いてきたのね。」
実家に送った封筒の宛名を見て驚いたそうです。
「字を見たら、あなたからだとわかるのに。今回は分からなかった。」
とも言われました。

字を見慣れているはずの身内に驚かれると、かなりうれしいものです。

結婚式に参列

宿敵!のし袋

結婚式に呼ばれて困るのが「のし袋」。
今まで、我が家の祐筆である母に書いてもらっていました。
でも、いつまでもそうしているわけには行きません。

以前、自力で練習を重ねたこともあります。思ったような結果は出ませんでした。お手本もないし、自分ひとりでは限界があると感じました。
だから、通信講座や書道教室に行って、イチバンうれしかったのは、自分の名前が自信を持って書けるようになったことです。
名前の手本がいただけたので、今でも大事にとってあります。

とりあえず、自分の名前はソコソコ見られるようになったので、のし袋はOK。本番前に、5回くらい練習すれば、何とか書けるようになりました。

強敵!芳名帳

芳名帳は、当日一発勝負です。
「そんなにジーッと見ないで!」
と叫びたくなるのをこらえなければなりません。

本当に、これは苦痛でした・・・後ろに人も並んでいるし、いつまでもグズグズしていられません。
あせるし、緊張するし、いつも以上に乱れた字になってしまいます。

しかし・・・分かったんです。
先生がお手本を書く様子を、実際にご覧になったことはありますか?
私は、いつも「書く字」に気を取られていました。
しかし、見るべきところはそこではありません。「リズム」を見るんです。

私は、DVDで何度も見ました。
よくよく見ると、気づくと思います。
「え?こんなにゆっくり書くの?」

私のように焦って書いていては、上手に書けるわけがないのですね。
テンポがよいのでゆっくり書いているという印象がないだけで、緩急リズムが重要です。

芳名帳は、ゆっくり、堂々と書くこと。これだけでもかなり字の印象が変わります。
補助線が真ん中にスーッと一本書いてあると想像すると、書きやすくなります。
そして・・前の人の字に引っ張られないように(あるいは比較して気落ちしないように)しましょう。

落ち着いて字に向かう、ということ

書道は「道」が付くように、自らを高めていくという意味合いを持ちます。
ペン字も書道の一部と考えれば、「書く前に心を落ち着ける」「字には気持ちがあらわれる」といった言葉も納得です。

ペン字の練習をするようになって、「落ち着いた時間」を持つことができるようになりました。
そして「どんな字=自分が理想なのか」ということを考えるようになりました。
「下手な字」を脱却したことで、コンプレックスも軽くなりました。

それに「きれいな字を書くんですね」と言われることは、「きれいですね」といわれるくらいうれしい!ということ。
ぜひ多くの方に、うれしい気持ちを味わっていただきたいと思います。

 あなたの字がみるみる美しく! 

通信講座できれいな字を身につけましょう。コンプレックスを解消し、自分に自信がもてるようになります。

詳しくは、ホームページをご覧ください。

四谷学院 ボールペン字講座

 
四谷学院 筆ペン字講座