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法律用語に慣れよう(届出・登録・許可の違い)

  公開日:2017/08/18
最終更新日:2018/07/24

※この記事は約4分で読めます。

こんにちは、四谷学院通信講座の甲斐です。

宅建試験の勉強をはじめると、法律用語の意味がなかなかイメージできないことがありますね。
そこで、「法律用語に慣れよう」と題して、宅建試験でよく登場する法律用語をピックアップしていこうと思います。
今回は「届出・登録・許可の違い」についてです。

届出・登録・許可は違う!

宅建の学習をはじめていくと、役所(都道府県知事や国土交通大臣など)に「届出」「登録」「許可」を必要とする、という定めを目にする機会が多くあります。
権利関係ではあまり見かけませんが、宅建業法や法令上の制限では頻繁に登場しますね。

では、届出・登録・許可にはどのような違いがあるのでしょうか?

審査基準の厳しさ

簡単に言えば「役所の審査が緩いか厳しいか」という点に違いがあります。

審査が最も緩いのが届出、その次が登録です。最も厳しいのが許可ですね。
役所の審査が緩い順に「届出⇒登録⇒許可」とイメージしておくとよいでしょう。

ちなみに、宅建試験の対策では「免許」は許可と同類であると考えてかまいません。
それぞれについて詳しく説明していきます。

四谷学院の受講生の方へ
四谷学院の教材3分野のどこで学習するかをかっこ書きで示していますので、テキストとあわせて確認しておきましょう。

届出とは?

必要事項を記載した書類を提出するだけで役所の審査が通るものです。
役所に届出をしさえすれば、その届出をした内容の効力が生じますので、役所の審査は緩いと言うことができます。

たとえば、死亡等の届出(1.宅建業法STEP8)、案内所等の届出(1.宅建業法STEP13)、国土利用計画法の届出制(3.法令上の制限・税・その他STEP14~15)が当てはまります。

私たちの生活では出生届、婚姻届、離婚届が当てはまりますね。

登録とは?

必要事項を記載した書類を提出する(通知する)だけではダメで、その通知内容を役所が帳簿に記載することで、役所の審査が通ったことになるものです。
役所に提出するだけでは審査が通ったことにならない点で、届出よりも審査は厳しいですね。

しかし、役所は帳簿への記載を基本的には拒否できないとされています。そのため、許可よりも審査は緩いと言うことができます。

このように、登録というのは少々難しい制度ですから、届出と許可の中間であると簡単に考えておくとよいでしょう。

たとえば、宅地建物取引士の登録(1.宅建業法STEP6)が当てはまります。
登録が認められると宅地建物取引士資格登録簿という帳簿に通知内容が記載され、その記載に基づいて宅地建物取引士証が交付されます。

私たちの生活では、自動車の登録がイメージともピタリと当てはまるでしょう。
登録されると自動車登録ファイルに自動車の所有者や車種などが記載され、その記載に基づいてナンバープレートが交付されます。

許可(免許)とは?

必要事項を記載した書類を提出する(申請する)だけではダメで、その申請内容が役所に認められたときに、はじめて役所の審査が通ったことになるものです。

基本的には役所がしっかりと審査すべき事項について許可を求めていますので、役所の審査は厳しくなります。
業者などの側から見ると、許可というのは「役所にOKと言ってもらわなければならない」ものですから、役所の審査を通すのに苦労することも多いのです。

たとえば、宅地建物取引業の免許(1.宅建業法STEP3)、都市計画法の開発許可(3.法令上の制限・税・その他STEP6)、農地法3条の許可(3.法令上の制限・税・その他STEP17)が当てはまります。

私たちの生活では、自動車の運転免許、お酒の販売許可が当てはまります。

いかがでしたか??
基本的なところですが、とても大切なところですので、これを機会にしっかり理解しておきましょう。

四谷学院の宅建講座なら、初学者の方でも合格が狙えます。
オリジナルテキストと充実のサポートで、一発合格を目指しましょう!

 

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