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【書写技能検定】準登録の特典が変更されます

  公開日:2020/09/03

※この記事は約3分で読めます。

こんにちは、四谷学院のペンマニア土田です。

書写技能検定より、準登録の特典変更について9/2に発表がありました。

◯準登録(片方合格)の有効期間が廃止となりました。

・令和元年度第2回(令和元年11月実施)以降に準登録(片方合格)になられた方は、当該級に合格するまで準登録(片方合格)の権利が保持されます。
・準登録には事前申請が必要です。
・事前に申請がない場合は、正規受験(実技と理論の両方を受験)となりますので、ご注意ください。一般財団法人 日本書写技能検定協会

簡単に解説していきます。

準登録とは?

「準登録」とは、いわゆる「片方合格」のことです。

「硬筆」書写技能検定で説明します。
3級以上は「実技」「理論」それぞれの科目において合格基準点が定められています。


※4級・5級・6級は、合計点数で合否判定を行うため準登録制度はありません

3級以上の試験の場合、「実技」「理論」いずれか片方が合格だった場合は、準登録の手続きを行うことができます。

準登録の合格特典とは?

準登録の手続きを行うと、「不合格科目のみ」を受験することができます。
再受験して合格すれば、正規の合格者となることができます。

変更点は?

これまでは「準登録の手続きを行うと、次回、その次の回の検定で不合格科目のみを受験することができる」と、定められており、2回しかチャンスがなかったわけです。しかも受験回数ではなく、試験の「実施回数」でのカウントでした。
つまり、次回の試験に出願すなければチャンスは残り1回となってしまいました。

今回の変更において「準登録(片方合格)の有効期間が廃止」となりました。
これまでは、次回とその次の試験で合格できなければ、一度合格した科目であっても再受験しなければいけませんでしたが、今後は「一度合格すればずっと合格」となります。
不合格科目のみ、何度でも受験し直すことことが可能となりました。

いつから変更?

今回の変更は、令和元年度第2回(令和元年11月実施)以降に準登録された方から該当します。
それ以前に準登録をされた方の場合、残念ながら有効期間がありますのでご注意ください。

準登録者の受験料は?

準登録者は、「実技」「理論」いずれかの科目の実の受験となりますが、受験料、試験時間は正規受験と同じとのことです。
試験時間が長くなるのでちょっと嬉しいですね。

なお、準登録の手続き方法は試験の合否通知と共に、直接お知らせされます。

四谷学院では、硬筆書写技能検定「実技」に特化した添削指導通信講座を開講しています。
実力を磨きたい方!再チャレンジの方!ぜひご活用ください。
くわしくはホームページでご確認ください。

 

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  硬筆書写技能検定  

 

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