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こんにちは、四谷学院の石田です。

2月といえば・・・節分!
ではなくて、2月29日です。

4年に1回だけある「2月29日」。この日がお誕生日の方は毎年28日にお祝いでしょうか?
2月29日がある年は「閏年」と呼ばれ、この年にはオリンピックが行われます。
次の閏年は2020年!!東京オリンピックですね。

この記事では、漢字でみる「閏年」を説明します。

門の中に王様

漢字の形に注目してみましょう。
「うるう」は「閏」と書きます。
あまり使わない漢字ですね。

見た目から分かることは・・・
門のなかに 王 がいる
ということです。

門の中、つまり家にいて外に出ていないわけです。
すると・・・

王様は仕事をしません。
 ↓
政務を行わない日です。
 ↓
だから、暦には載せない
  
そこで「閏」の字になったとか!?まさに、本当にありそうな話ですね。諸説ありますが、漢字の成り立ちからイメージできる一説です。

「うるう」年と読みます

手持ちのお金が多いとき、
「サイフがうるおう」とか「懐(ふところ)がうるおう」
という言い方をしますよね。

うるおうとは、余分がある、余りがあるという意味ももっています。
そこから、「1日多い年をうるおう年」というようになり、それがなまって「うるう年」になったという説もあります。

漢字が違うじゃないかって?

・・・鋭いですね。

”さんずい”は、どこかで外れちゃったそうです。
(そんなのもアリです)

ちなみに本来は「うるうどし」ではなく、「じゅんねん」と読むようです。

おまけ

では、閏年じゃないとしをなんと呼ぶのか?
という疑問が出てきますよね。

答え:平年(へいねん)

何かもっと雅な言葉を想像しておりましたが、意外にシンプルでした。

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