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こんにちは、実は保育士資格も持っている資格マニア林田です。

何か資格が欲しいと思ったとき、試験の合格率が気になりますよね。
あんまり合格率が低いと準備期間も長く勉強の負担も大きそうですし、だからと言って誰でも取れるような資格では、資格としての価値が低いということ。
合格率というのは、資格を選ぶときの1つの目安になるかと思います。

「こども環境管理士資格」というのは、保育士さんや幼稚園の先生、そしてその卵である学生の方にオススメの資格ですが、この記事では、「こども環境管理士」の合格率と最近の動向という視点から、資格の価値について分析していきます。

難易度と合格率は異なる

まずは「難易度」と「合格率」の違いを知りましょう。

「最難関試験」と聞くと、どの試験を連想するでしょう?
たとえば、「医師国家試験」と「司法試験」を例にとってみましょう。
それぞれの近年の合格率の推移はこんな感じです。

医師国家試験の合格率は90%代、司法試験の合格率は20-30%代なんです。このことからも、
「合格率が高い=難易度が低い」とは言えない。
ということが明らかになるかと思います。

資格試験の難しさというと、どうしても合格率に注目しがちではありますが、必ずしもそういうワケでもないので、目安程度で…と考えておくとよいでしょう。

令和元年の合格率は?

さて、では気になる「こども環境管理士資格試験」の合格率について見ていきましょう。

2級の合格率の平均は、およそ65%前後となっています。
ちなみに1級の合格率はもう少し高くて70%程度。問題がより難しく実践的になりますが、より専門的な知識と持っている意識の高い受験生が、しっかり準備してから1級試験を受験されているということが予想されます。

どんな問題が出るのか?

マークシート問題の科目数は、2つ。

「自然環境に関する基礎知識」
「自然体験・生活体験を充実させる環境づくり」

四谷学院では、毎年受講生向けに試験問題の解説を公開しています。
その中では、★を使って難易度を3段階で評価。例年★1個「必ず正解したい問題」を全問正解し、さらに★2個「テキストに書いてあることを元に少し考えれば正解できる問題」をおおよそ正解できて、★3つの難問をいくつか落としてしまったとして、余裕で合格ラインはクリアできるという難易度です。

受験生の苦手問題は?

受験生が、対策が十分にできないのではないか?と不安に感じる問題、それが「自然体験・生活体験を充実させる環境づくり」の科目で頻出の写真を見て答える問題です。
こちらについては、以下の記事を参照してくださいね。

こども環境管理士試験の中で、一番ぎょっとする問題?!

こども環境管理士の問題は、マークシートだけではありません。小論文課題が課されます。
当然、こども環境管理士に関わるテーマが出題されますので、マーク式の記述試験と対策は同じ。テキストをしっかり読んで、少しずつ文章を書く練習を進めていきます。2級試験400文字ですから、やや長く感じる方も多いと思います。しっかりした対策が必要ですが、基本的な事項を押さえておけば恐れることはありません!
小論文対策については、以下の記事を参照にしてくださいね。

こども環境管理士試験 小論文対策なら四谷学院

合格ラインは?

最後に・・・合格基準点は、マーク式の筆記試験で6割以上の得点、かつ小論文で「可」以上の評価となっています。

久しぶりの試験で緊張してしまった、うっかり問題を読み間違えてしまった、マークミスをしてしまった、などのアクシデントを考慮しても、過去問題などで7割くらいとれるようになっていれば、それほど心配はないでしょう。普段から環境系のニュースに興味をもって見ていたり、こども環境管理士試験対策の通信講座やビオトープ管理士のテキストなどで勉強していれば、満点も狙える試験です。

四谷学院の合格率が高い理由

さてさて、自慢したいことがあります。

四谷学院の通信講座は、一昨年の合格率は何と100%でした!

なぜ、こんなに合格率が高いのか?
それは・・・

  • 「必ず正解したい問題」を確実に得点すること
  • 小論文の基礎を身につけること

これで、合格が一気に近づきます。

保育士や幼稚園教諭の先生方には、ぜひとも取得してほしい資格の1つです。
1人でも多くの方に環境問題に興味をもっていただくとともに、子どもたちに環境について考えるきっかけを与えてあげてほしいと思います。

今の生活は当たり前ではありまっせん。地球温暖化や環境破壊は、1日1日と進んでいます。
美しい地球を子どもたちに残してあげるために、今できることからスタートしましょう。

四谷学院の通信講座について詳しくはホームページをご覧ください。
「こども環境管理士資格試験」の実施団体である「公財)日本生態系協会」の編集協力を得た唯一の通信講座です。