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環境にやさしいエコドライブで4つの幸せ

  公開日:2018/11/15
最終更新日:2019/07/04

※この記事は約4分で読めます。

こんにちは、四谷学院のこども環境管理士、林田です。

今回は「車」に関するエコの話です。
免許を持っていない方は、「私には、関係ないわ」と思うかもしれませんね。
でも、自分が運転しなくても、バスに乗ったりタクシーに乗ったり、宅配便を使ったり。また、スーパーやコンビニなどで買う商品の多くは、トラックで運ばれてきますから、間接的に影響していています。

「車」は、誰にとっても、もはや生活には欠かせないものとなっています。

ドライバーだけでなく、すべての方に知っていただきたいのが「エコドライブ」です。

エコドライブとは?

エコドライブとは、環境負荷の軽減に配慮した自動車の使用への取組みのことを言います。
簡単に言えば、車の乗り方を工夫すると、経済的にもそして環境保全の観点からもとてもいいことがあるよ!ということなんです。

4つの幸せ

「エコドライブが生み出す4つのいいこと」を紹介しましょう。

燃費

エコドライバーになることで、ガソリンの燃費が10%向上します。
つまり、ガソリン代が10%OFFになるんです。

安全

エコドライバーになることで、交通事故が10%減ります。
急ブレーキや急発進、車間距離を広く保つなど、日本中がエコドライバーになれば、事故も減ります。
防げる事故の数は、なんと26.5万件!

信頼

エコドライバーになることで、あなたの信頼がアップします。
運転マナーのよいエコドライバーは、周りの人からも信頼されます。
歩行者・同乗者もマナーを守ることで、安全と信頼が手に入ります。

環境

エコドライバーになることで、二酸化炭素の排出が10%削減されます。
なんと、東京ドーム4,100個分!
エコドライブが地球を救います。

詳しくはECO DRIVEのホームページでも確認できます。
https://ondankataisaku.env.go.jp/coolchoice/ecodriver/about/02.html

エコドライブ10のすすめ

エコドライバーになると、よいことがある!ということですが、具体的にどうすればエコドライブできるのか?

エコドライブ10のすすめをご紹介します。

(1)ふんわりアクセスeスタート
(2)車間距離にゆとりをもって、加速・減速の少ない運転
(3)減速時は早めにアクセルを離そう
(4)エアコンの使用は適切に
(5)ムダなアイドリングはやめよう
(6)渋滞を避け、余裕をもって出発しよう
(7)タイヤの空気圧から始める点検・整備
(8)不要な荷物はおろそう
(9)走行の妨げとなる駐車はやめよう
(10)自分の燃費を把握しよう

「エコドライブ10のすすめ」は、ECO DRIVEのホームページでも確認できます。
https://ondankataisaku.env.go.jp/coolchoice/ecodriver/point/index.html

アイドリングとは?

「アイドリング」とは、エンジンをかけても何もしない状態つまり空回りしている状態のことを言います。
無駄にエネルギーを消費するため、「アイドリングストップ」が提唱され、自動車では自動的にアイドリングストップするエンジンの開発も進んでいます。

信号待ちなどのクルマを停止させたときに自動的にエンジンを切り、発進時にエンジンを再始動させるシステムがアイドリングストップです。クルマは停止状態でもエンジンが回転していましたが、アイドリングストップを採用したクルマは止まっている時にはエンジンも停止させるので燃費が向上します。引用:アイドリングストップ|日産|技術開発の取り組み

おまけ:もっとエコ!エコカー

「車のエコ」といえばエコドライブとともに、「エコカー」が注目されています。

エコカーは、国の補助や税金の優遇等で徐々に普及してきました。
一般的な自動車と比べて大きな違いはこの2つです。

●排出される大気汚染物質が少ない/出ない(汚染問題)
●石油ではないエネルギーで走る(資源問題)

エコカーと言っても実はいろいろな種類があるのを知っていますか?

天然ガス自動車:二酸化炭素の排出が少なく、排出ガスもクリーン
電気自動車:排気ガスが一切出ない
ハイブリッド自動車:二酸化炭素の排出が削減
燃料電池自動車:水素が燃料。排出されるのは水のみ!
プラグインハイブリッド車:家庭用電源で充電できる電気自動車
水素自動車:ガソリンの代わりに水素を利用。二酸化炭素を排出しない
低燃費かつ低排出ガス認定車:燃費基準、排出ガス基準を満たしている自動車。認定されると税金が安くなる

などなど・・・

地球と家計にやさしいエコカーにも注目です。

子どもたちに、すばらしい地球を残していきたいと考える、すべての方に。

 

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