こんにちは、四谷学院の林田です。
この記事では、5月22日の「国際生物多様性の日」を前に、生物多様性について紹介します。
国際生物多様性の日とは
国連では5月22日を「国際生物多様性の日」と定めました。
毎年5月22日を、国連が国際生物多様性の日と定めており、生物多様性条約(CBD)事務局が中心となり、世界中で生物多様性の保全に関する催事が行われています。
本年については、国際テーマである「生物多様性条約25周年」を祝うとともに、地域(ローカル)レベルでの生物多様性保全の取組が魅力ある地域づくりにつながっている事例を紹介し、こうした事例が全国に拡大していくために必要な戦略について有識者等から提言を得ること、そして、これらの取組が国際(グローバル)目標である愛知目標やSDGsの達成に貢献するものと再認識することを目的とし、本シンポジウムを5月24日(木)に国連大学において開催します。環境省
生物多様性とは
私たちの生活は、多様な生きものが関わりあい、成り立っています。
そして、様々な生態系からの恵み「生態系サービス」によって支えられています。
生物多様性とは、生きものたちの豊かな個性とつながりのこと。地球上の生きものは40億年という長い歴史の中で、さまざまな環境に適応して進化し、3,000万種ともいわれる多様な生きものが生まれました。これらの生命は一つひとつに個性があり、全て直接に、間接的に支えあって生きています。生物多様性条約では、生態系の多様性・種の多様性・遺伝子の多様性という3つのレベルで多様性があるとしています。
「みんなで学ぶ、みんなでまもる 生物多様性」国連生物多様性の10年日本委員会
もしも多様性が失われてしまったら、どうなるでしょう?
たとえば、木は1種類だけ、花も1種類だけ、鳥も1種類だけ・・・1種だけ残り、それ以外はすべて全滅してしまったら?
いくらコンピューターが発達したとしても、大きなビルが立っていたとしても、それだけでは人間は生きられません。
人間は、生物多様性の中で、多くの恵みを得て生きていくことができるのです。
「国際生物多様性の日」をきっかけにして、あなたの生活を見直してみましょう。
「こども環境管理士」は、子どもたちにとって非常に大切な環境づくりを実践できる保育者であることを証明する、日本で数少ない資格です。
環境の時代と呼ばれる今、必要とされる知識を身につけましょう!