こんにちは、四谷学院のこども環境管理士、林田です。
9月になってもまだまだ暑い日が続きますね。
熱中症警戒アラートは発表される頻度が驚くほど多い夏でした。
エアコン(クーラー)は必須となっています。
この記事では、夏に欠かせないエアコンと温暖化について考えていきます。
もっとも電気代がかかる家電はエアコン
エアコンにかかる年間電気代は1台あたり約16,000円から52,000円されています。
もちろん、部屋の広さによって異なりますが、エアコンは家電の中では最も電気代が高いのです。
ほかの家電と比較してみましょう。おおよその年間の電気代は以下の通りです。
エアコン | 16000~52000円 |
洗濯乾燥機 | 5800~21000円 |
食器洗い乾燥機 | 15000円 |
照明器具 | 25000円 |
テレビ | 2000~3600円 |
アイロン | 2300円 |
炊飯器 | 2200円 |
ドタイヤー | 2000円 |
電子レンジ | 1600円 |
掃除機 | 1200円 |
(参考;エネチェンジHP)
電気代が一番高い、つまり最も電力を使う家電はエアコンだということです。
エアコン(クーラー)を使わないと熱中症になる恐れが!
以前は、エアコンは夏を快適に過ごすためのものと考えられていました。
クーラーの風が苦手で、夏でもエアコンはつけないという方も珍しくはなかったのです。
しかし近年、夏はますます暑くなっており、
エアコンは夏を安全に過ごすためのものに変わってきています。
出典:東京都福祉保健局HP(https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/smph/kansatsu/oshirase/necchusho01.html)※公開終了
東京都23区の調査結果によると、熱中症による死亡者の8割以上がクーラーを使っていませんでした。
暑い夏、クーラーを使わずに過ごすことがいかに危険がわかります。
省エネで環境にやさしいクーラーの利用
日本だけでなく、世界的な猛暑の中、生活に欠かせないものとなったエアコンは、世界でも需要を大きく増しています。
そのために、環境への悪影響も懸念されています。
そこで、エネルギー消費量の抑制と、環境負荷の軽減を目指して、日々研究が進められています。
安心で快適な空間と、環境保全をいかに両立していくか、今後の課題となっていますが、私たちが安全に生活するためにも、正しい知識をもつことがとても大切です。
「エアコン=電気を使う=環境に悪い」
こうした一側面だけにとらわれず、持続可能性を見据えた生活のあり方を考えていきましょう。
空調シェア世界第1のダイキンさんのホームページでも、環境が学べるようになっていますので、ぜひ参考にしていただければと思います。
▼ダイキン「よくわかるエアコン環境講座」※公開終了
https://www.daikin.co.jp/csr/information/lecture/