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こんにちは、四谷学院の土田です。

あなたは年賀状、手書き派ですか?それとも印刷派ですか?
私はずっと印刷派でしたが、最近は手書き派に転向しつつあります。印刷ばかりの年賀状の中に、ほんの一言でも手書きでコメントがあると「あ、嬉しいかも!」ということを自分で発見してからは、手書き率が高くなりました。

この記事では、年賀状を手書きするときのメリットとデメリットをご紹介します。

手書きのデメリット

時間がかかる

まずは何と言っても、時間がかかるのがデメリットです。
たとえ宛名面は印刷したとしても、通信面(あけましておめでとう、と書く面です)は、一人ひとり書くことになります。
1枚15分くらいで書けたとして、10枚で150分3時間近くかかりますね。

そこでオススメの方法が3つご紹介しましょう。

(1)文字自体をデザイン化する

年賀状に書く言葉には、美しい吉語がたくさんあります。
そうした言葉をカラー筆ペンで書き、ちょっとした絵やハンコ、シールなどで飾るだけで、とても素敵な年賀状になります。

吉語や賀詞については、こちらの記事も参考になさってくださいね。

「吉語」で年賀状が見違える!美しい言葉で書く年賀状

(2)通信文だけ手書きにする

印刷年賀状はとてもたくさんの種類があります。
「旧年中は大変お世話になりました。今後ともよろしくお願い申し上げます」という文章の部分まで、絵とセットで印刷されている年賀状もありますね。とても便利なのですが・・・
文章は、一人ひとりにあてて自分で考えたいこともあるでしょう。文章がついていない、自分で通信文が書けるスペースが確保されているデザインハガキを選ぶといいでしょう。

(3)書く時間を楽しむ

逆接的な方法ですが・・・「書かなければならない!」と思うとそれは仕事になってしまいます。
そこで、「あの人元気かな?」「こんなことを伝えたいな」というように、自分の楽しみとして年賀状を書くという方法です。気分の問題は、結構おおきいもの!
すべての年賀状を書く時間を確保することが難しい場合には、家族や親しい方だけじっくり書くというのもいいかもしれませんね。年中行事として楽しんでいらっしゃる方も意外に多いんですよ。

デザインに迷う

年賀状の文章だけでなく、デザインなども含めて手書き・手作りしようとすると、「どのデザインにしよう??」と迷ってしまいますよね。楽しい悩みかもしれませんが、時間がかかってしまったり、面倒くさかったり。結局「何でもいい」なんてことに…
自分の好きなデザインを選ぶのが一番かもしれませんが、それでも絞り切れない!決めきれない!という時に役立つ、年賀状のデザイン選びのポイントをご紹介しましょう。

(1)自分らしさを表現する

「きちんとしている」「楽しそう」「元気がいい」「やさしそう」などなど、あなたの印象を年賀状にも反映させてみましょう。
これまでもらった年賀状を見直してみると
「あ、あの人らしいな」
と思える年賀状があると思います。そうした年賀状は相手をイメージしやすいですし、印象にも残りますね。

(2)理想の自分を反映させる

「なりたい自分」を演出するようなデザインを選ぶのもまた一興です。
「スタイリッシュでクールな年賀状だ」
「すごく和風でしとやかな、落ち着いた人かもしれない」
と、年賀状であなたの別の一面を印象づけることもできるかもしれません。

(3)ご当地ハガキを選ぶ

大人になると、年賀状の送り先はご近所ではなくて、全国津々浦々になりますよね。中には海外にお送りするという方もいらっしゃるでしょう。
そうしたときにご当地ハガキを選んでみてはいかがでしょう。
「今は、こんなところに住んでいるんだ」
「旅行で行ったことあるなあ」
などなど、そこからイメージも広がります。

捨てづらい

最近ではメールやSNSで、年始のご挨拶を済ませてしまう場合もあります。年賀状をもらった場合には、いつまで取っておくのか?捨てていいのか?ということに悩んでしまうことがあるかもしれませんね。
たとえば、何年分を保管をしておくべきか、個人情報が含まれているのでどのように破棄するか・・・
手書き・印刷に関わらず、年賀状の保管問題は課題としてあります。

最新の住所等の連絡先がわかっていれば、数年前の年賀状は処分してしまっても構わないと考える方が一般的なようです。

ちなみに風水の側面から見ると、古い年賀状などはあまりため込まない方がよいということでした。
処分の際にはシュレッダーを掛けたり、接着剤で張り合わせたりして、個人情報がわからなくする配慮をしましょう。なお、郵便局に持参しても破棄処分はしてもらえません。

手書きのメリット

楽しい

ただ印刷するよりも、相手のことを思い浮かべたり工夫したりしながら年賀状を書くのは、とても楽しい時間です。来年の干支をアレンジしたり、今年はこんなことがあったなぁと思いをはせたり・・・そうしたことをイメージしながら、書く文章を決めていきます。いかにも年末の雰囲気を味わうことができますよね。

年賀状には賀詞やイラストを入れるのが一般的なので、メッセージを書く部分は意外と小さなスペースになります。その数行に伝えたいことをギュっと込めましょう。

デザインの自由度が高い

手書きの場合のデメリットとして、「デザインに迷う」ことを挙げましたが、裏を返せば自由にデザインできるということです。
すべて同じデザインにする必要もないので、仕事関係、親戚、友人、趣味関係などなど、相手に合わせてデザインを選ぶ楽しさがありますね。

メッセージをたくさん書きたい人には、通信文のスペースが広めにとれるデザインにするなど、メッセージと合わせでデザインを変更できるのも、手書きの良さです。

印象に残りやすい

手書きの文字には独特の存在感があります。仮に達筆でなくても、手書きも文字には、温かみや味があります。
どんな文章を書くかということのほかに、「字」そのものから伝わるものがあります。手書きの年賀状を好む方は、圧倒的にこの手書きのあたたかみを大切にされる方が多いようです。

社会人の方であれば会社の上司など、あなたにとって大切な方に送る年賀状は「手書き」にするといいかもしれませんね。丁寧で美しい文字であれば、効果は倍増です!

おまけ:お年玉が当たる(かもしれない)

郵便局が発行する年賀状には「お年玉付き」のハガキがあります。
切手シートが定番ではありますが、私は地域の特産品セット(海鮮でした!)が当たったことがあるので、毎年実は楽しみにチェックしています。

まとめ:手書き年賀状のメリットとデメリット

年賀状を手書きする際のメリットとデメリットを見てきました。
普段、手書きすることが少なくなっている現代だからこそ、「手書きの年賀状」のメリットは意外に大きいのかもしれません。

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