こんにちは、四谷学院の土田です。
突然ですが皆さん、字をまっすぐに書けますか?
私の字は「土」という字があるのですが、タテの線がいつも曲がってしまいます(涙
こんなにカンタンな字なのに!!とショックを受けていたんです。
でも、大丈夫でした!
実は、まっすぐな線は難しい
岡田先生からこんなアドバイスが!
プロの書家でも、曲がってしまうこともあります。
まっすぐ書く練習をしていると、それだけで時間が終わってしまいますよ!」
なんと!まっすぐ書くのは難しいことだったんです。
カンタンに見えて、実は難しいことにチャレンジしていたんですね。
まっすぐ書くためのポイント
人の手首の構造・動きを考えると、まっすぐというのはとても書きにくいものなのです。
そこで、まっすぐ書くときのポイントをまとめてみました。
- (1)手は軽く置く
- (2)手首・ヒジ・肩をやわらかくする
- (3)紙はまっすぐ置かなくてもいい
(1)手は軽く置く
ペンをもつ手は、ベタッと机においてはいけません。紙にこすりつけすぎないように注意しましょう。
(2)手首・ヒジ・肩をやわらかくする
手首だけでなく、ヒジや肩も使ってまっすぐ書くように調整をします。
あまり緊張せず、リラックスした姿勢で書きましょう。
(3)紙はまっすぐ置かなくてもいい
原則的には、身体の前にまっすぐ紙を置くことになりますが、少し調整してもかまいません。
・紙を傾けて置く
ほんのちょっとの違いで、びっくりするほど書きやすくなることもあります。
まずは意識することから
「曲がった線」よりも、「まっすぐな線」の方が美しいですよね。
でも、いきなり「まっすぐ」に書くのはムリ。
実際にまっすぐではなくても、「まっすぐに書く」と意識することをはじめましょう。
そのためにオススメの練習法はこちら。
字の練習の前に、まっすぐな線を引くこと。
特に筆ペンのときにオススメです。
定規を使わず、タテとヨコにまっすぐな線を5本ずつくらい引きましょう。
最初は5センチくらいからでOK。
練習のたびにだんだん長くして、10センチくらいを目指しましょう。
ほかにも、クルックルッと続けて丸を書くのも、筆先まで意識するための練習になりますよ。
子どものいたずら書きみたいですが、これをやってから練習をすると、手首も柔らかく使えますから、やってみてください。
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