こども環境管理士資格 試験の合格率は?難易度は?

  公開日:2019/11/05

※この記事は約4分で読めます。

今注目の「こども環境管理士」資格試験について、概要を見ていきましょう!

難易度は?

例えば、医師国家試験は最難関試験の一つですが…合格率は、なんとその合格率は90%前後!ものすごく高いですよね。
「合格率が高い=難易度が低い」
これほど単純にはいきません。

こども環境管理士資格試験の難易度について分析してみましょう。

1級と2級があります

こども環境管理士には「1級」と「2級」があります。
2級は、どなたでも受験できます。

初めての方は、2級からチャレンジしましょう!

1級は、受験資格として「実務経験」が課されます。
保育園や幼稚園などで3年以上の実務経験をお持ちの方が、受験することができます。

1級と2級の違いについて詳しくはこちらでチェックしてみてくださいね。

こども環境管理士試験1級と2級の違いは?

合格率は?

2級の合格率は、約65%~80%程度です。
上位級にあたる1級の合格率は、約70%です。

合格基準

2級

択一問題両科目とも正解が60%を越え、かつ、小論文で「可」以上の評価を得ること

1級

択一問題両科目とも正解が60%を越え、かつ、小論文で「可」以上の評価を得ること
口述試験で、1級こども環境管理士に求められるレベルでもって適切・的確・明確に答えられること

試験の内容

1級も2級も、択一式の筆記試験問題と小論文があります。合計2時間です。
1級筆記試験の合格者のみ、別日に「口述試験」が行われます。

複数パターンの出題形式がありますので、途中でパニックにならないように、落ち着いて取り組みましょう。

・誤っている選択肢を選ぶ
・正しい選択肢の組み合わせを選ぶ
・正しい答えを選ぶ

択一問題の出題範囲

幅広い知識が問われるこども環境管理士ですが、大きく2科目に分かれています。

「自然環境に関する基礎知識」

全部で15問が出題されます。

 ・ 自然のしくみ
 ・ 私たちの生活や社会と自然とのつながり
 ・ 環境問題の原因や現況とその対策
 ・ 環境問題の解決に向けた社会の動向(法律や条約、時事問題)

「自然体験・生活体験を充実させる環境づくり」

全部で20問が出題されます。

 ・ 環境の時代にふさわしい生活のあり方
 ・ 子どもが自然と触れ合うことの大切さ
 ・ 日常的な自然体験のための空間づくりに関する基本的な考え方
 ・ 身近な生きものに対する認識、自然の中の危険に対する認識

択一問題の写真問題

写真を見て、そこに映っている植物や小さな生きものの名前を答えたり、注意点を問う問題が、毎年必ず出題されます。
植物や生き物は個体差がありますが、わかりやすい写真が出題されるので、その点は心配ないでしょう。

実際に観察会に参加したり、複数の図鑑でチェックしたりしておくとよいでしょう。
「に、似てる!どっちだっけ?」
という問題も出ますので、似ている植物はセットで確認しておくと安心です。

写真問題については、ぎょっとする方が多いようです。

こども環境管理士試験の中で、一番ぎょっとする問題?!

小論文の内容

1級も2級も、小論文試験があります。

子どもたちが自然と触れ合い自然を大切にする生活を送ることができるよう、自身が今後とりくみたいことなど、こども環境管理士としての意思や信念、知識を問う。
(1級 800字 / 2級 400字)

小論部形式に対して、不安を感じるというご相談を伺います。話すことはできるけれど、それを決まった文字数にまとめることは難しいところがあります。
「書く」ことで、つまづく方が多いかもしれませんね。

自分一人では対策が難しい…という方は、プロの助けも借りてみてはいかがでしょうか?

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