こんにちは、四谷学院通信講座です。
試験実施団体(不動産適正取引推進機構)のWebサイトにおいて、令和7年度(2025年度)宅地建物取引士資格試験(宅建試験)の結果が発表されました。
合格された受験生の方、おめでとうございます!

合否判定基準:50問中33問以上正解
(登録講習修了者:45問中28問以上正解)
受験者数:245,462人
(一般受験者:194,542人 / 登録講習修了者:50,920人)
合格者数:45,821人
(一般受験者:33,505人 / 登録講習修了者:12,316人)
合格率:18.7%
(一般受験者:17.2% / 登録講習修了者:24.2%)

合否判定基準は33点でした

令和7年度の合否判定基準(合格点)は33点であり、令和6年度の37点から4点減少しました。
合否判定基準が33点以下になった理由は、平成27年度(31点)以来であり、個数問題が多いなど、受験生にとって問題が難しかったからであると考えられます。

合格率は昨年度に引き続き18.0%を超えました

宅建試験の合格率は15%台~17%台の間で推移する傾向がありました。
しかし、令和6年度の合格率が18.6%であったのに続いて、令和7年度の合格率は18.7%となり、18.0%を超えてきました。
その理由は推測になりますが、令和元年度以降の合格率(12月試験を除く)が17.0%以上となっている点から、現在は、合格率が17.0%を下回らないように合否判定基準を調整しているのではないかと思われます。

登録講習修了者と一般受験者との合格率の差が拡大しました

令和7年度は、登録講習修了者の合格率が24.2%であるのに対し、一般受験者の合格率は17.2%であり、その差が約7.0%でした。
令和6年度は、登録講習修了者と一般受験者の合格率の差が4.1%でしたので、令和7年度は差が拡大したといえます。
もっとも、登録講習修了者と一般受験者との合格率の差は例年5~10%程度ですから、令和7年度は想定の範囲内の差であると考えられます。

令和6年度宅地建物取引士資格試験(宅建試験)の結果が発表されました

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