こんにちは、四谷学院宅建講座の甲斐です。
今回は、令和8年度(2026年度)宅建試験に向けて、国土交通省から公表された令和7年建築着工統計の概要を確認します。
建築着工統計は宅建試験の統計問題で頻出です!

その他の統計情報は、あわせて下記のページをご参照ください。

【2026年度対策】統計問題で頻出の「令和8年地価公示」が公表されています

令和7年建築着工統計とは

建築着工統計は、さまざまな建築物の着工状況についての統計です。
令和8年度の宅建試験で出題されるのは、令和7年建築着工統計のうち令和7年の新設住宅着工戸数であり、令和7年1月から同年12月までの間に、新たに着工された住宅の戸数のことを指します。

新設住宅着工戸数に関する統計は、総戸数新設住宅着工戸数)、利用関係別戸数地域別戸数に分けて公表しています。
その上で、利用関係別戸数の統計は、持家貸家分譲住宅に分けて公表しており、地域別個数の統計は、首都圏中部圏近畿圏その他に分けて公表しています。

令和7年度の宅建試験では、持家と分譲住宅の利用関係戸数が出題されています。

【令和7年度 問48 肢2】
建築着工統計調査報告(令和6年計。令和7年1月公表)によれば、令和6年の新設住宅着工戸数は、持家、分譲住宅のいずれにおいても前年に比べ減少した。

令和7年建築着工統計の総評

国土交通省は、令和7年の新設住宅着工戸数の総評を、次のようにまとめています。

令和7年の新設住宅着工は、持家、貸家及び分譲住宅が減少したため、全体で減少となった。

以下では、令和7年建築着工統計の概要を見ておきましょう。

令和7年の総戸数(新設住宅着工戸数)

戸数:740,667戸
前年比:6.5%
増減の傾向:3年連続の減少

令和7年の利用関係戸数

利用関係戸数がすべて減少しているのがポイントです。
なお、建築着工統計における「持家」は、建築主が自分で居住する目的で建築するものを指します。
いわゆる注文住宅のことであると考えてよいでしょう。

持家の新設着工戸数

戸数:201,285戸
前年比:7.7%減
増減の傾向:4年連続の減少

貸家の新設着工戸数

戸数:324,991戸
前年比:5.0%減
増減の傾向:3年連続の減少

分譲住宅の新設着工戸数

戸数:208,169戸
前年比:7.6%減
増減の傾向:3年連続の減少

分譲住宅は「マンション」「一戸建住宅」に区分して公表しています。

【マンションの新設着工戸数】
戸数:89,888戸
前年比:12.2%減
増減の傾向:3年連続の減少

【一戸建住宅の新設着工戸数】
戸数:115,935戸
前年比:4.3%減
増減の傾向:3年連続の減少

令和7年の地域別戸数

地域別戸数は、総戸数(新設住宅着工戸数)や利用関係別戸数に比べると細かい事項です。
前年比で増加しているか減少しているかを押さえておけば十分です
多くは前年比で減少していますが、一部だけ前年比で増加しているものもあります。

首都圏の新設着工戸数の前年比

総戸数(新設住宅着工戸数):5.9%減
持家:7.2%減
貸家:0.9%減
分譲住宅:11.5%減(マンション:21.0%減 / 一戸建住宅:3.9%減)

中部圏の新設着工戸数の前年比

総戸数(新設住宅着工戸数):7.1%減
持家:5.9%減
貸家:4.0%減
分譲住宅:9.9%減(マンション:25.5%減 / 一戸建住宅:2.4%

近畿圏の新設着工戸数の前年比

総戸数(新設住宅着工戸数):1.6%減
持家:5.6%減
貸家:0.2%減
分譲住宅:0.9%減(マンション:6.6% / 一戸建住宅:10.6%減)

その他地域の新設着工戸数の前年比

総戸数(新設住宅着工戸数):9.2%減
持家:9.1%減
貸家:12.4%減
分譲住宅:3.8%減(マンション:2.5%減 / 一戸建住宅:4.6%減)

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