こんにちは、四谷学院通信講座の甲斐です。
今回は、宅建試験(宅地建物取引士資格試験)と同じく、不動産に関する資格試験である賃貸不動産経営管理士試験について簡単にご紹介します。

賃貸不動産経営管理士とは

賃貸不動産経営管理士とは、賃貸住宅管理業者が、「賃貸住宅の管理業務等の適正化に関する法律」に基づき、賃貸住宅管理業を行う上で設置が義務付けられている「業務管理者」となるための資格です。

賃貸住宅管理業とは、賃貸住宅のオーナー(賃貸人)から委託を受けて、賃貸住宅の管理業務(ex. 清掃・修繕などの維持保全、家賃徴収などの金銭管理)を行う事業のことであり、賃貸住宅管理業を営む者のことを賃貸住宅管理業者といいます。

賃貸住宅管理業者は、営業所又は事務所ごとに、1名以上の業務管理者を設置しなければなりません。

そして、業務管理者の要件を満たすには、下記の【参照】の「業務管理者」で図示されている「賃貸不動産経営管理士(賃貸管理士)ルート」「宅地建物取引士(宅建士)ルート」のいずれかを経ることが必要とされています。

【参照】賃貸不動産経営管理士協議会「賃貸不動産経営管理士・業務管理者になるまでの流れ」
https://www.chintaikanrishi.jp/about/flow

賃貸不動産経営管理士試験は、このうち「賃貸不動産経営管理士(賃貸管理士)ルート」に従って業務管理者となるための試験です。
賃貸不動産経営管理士試験に合格した後、所定の講習などを経て賃貸不動産経営管理士の登録をする(賃貸不動産経営管理士を取得する)ことにより、業務管理者になるための要件を満たします。

賃貸不動産経営管理士試験のスケジュール

賃貸不動産経営管理士試験の例年の主なスケジュールは、下表のようになっています。
スケジュールや受験料などは変更される場合がありますので、必ず試験実施団体(一般社団法人賃貸不動産経営管理士協議会)が公表する情報を確認しましょう。

【参照】賃貸不動産経営管理士協議会トップページ
https://www.chintaikanrishi.jp/

試験地は多くの都道府県に存在しますが、申込者が3万5千人程度であることから、各地域の試験会場は1~2程度であることが想定されます。
したがって、試験前日に会場付近のホテルに宿泊した方がよいケースもあるでしょう。
また、宅建試験から約1か月後に賃貸不動産経営管理士試験が実施されますが、合格率が30%前後と高めであることから、同じ年に双方の試験に合格する方も比較的多いようです。

【参照】賃貸不動産経営管理士協議会「試験実施要領」
https://www.chintaikanrishi.jp/exam/summary

賃貸不動産経営管理士試験の出題範囲

賃貸不動産経営管理士試験の出題範囲については、以下の(1)~(6)の項目に分けられています。
問題数は宅建試験と同じく50問です。
宅建試験の権利関係(民法・借地借家法・不動産登記法)に相当する部分からの出題が15問程度ありますので、宅建試験の合格レベルにある方であれば、試験対策を行いやすいといえるでしょう。

賃貸不動産経営管理士試験の出題範囲
(1)管理受託契約に関する事項
(2)管理業務として行う賃貸住宅の維持保全に関する事項
(3)家賃、敷金、共益費その他の金銭の管理に関する事項
(4)賃貸住宅の賃貸借に関する事項
(5)法に関する事項

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