挫折と失敗の私が、通信講座で硬筆検定2級に合格できた理由

  公開日:2018/05/28
最終更新日:2024/03/05

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こんにちは、四谷学院の後藤です。
私はこれまで、ペン字の通学(カルチャースクール・書道教室)、通信講座、書籍で独学をしてきました。

チャレンジ → 挫折 → チャレンジ → 挫折のくり返し。
ようやく岡田先生に出会い、目からウロコが落ちました。
現在、硬筆書写技能検定2級を取得し、1級を目指して勉強中です。

そんな私がお伝えする、通信教育を選ぶ3つのコツをお伝えします。

なぜ通信講座なのか?

そもそも、書道教室やカルチャースクールといった「通学スタイル」という選択肢もあります。
「1日30分 書きこみ式テキスト」なんかは、100均ショップでも購入できる手軽さ!

にもかかわらず、なぜ私が通信講座をオススメするかというと・・・

すべては、継続のためです。

どんなによい先生に出会っても、どんなによいテキストを読んでも
続けなければ上達はありません。

つまり、
 ペン字の上達は、練習の継続にかかっている! 

私はこう思っています。

条件は、続けられる教材であること

仕事や家事、育児、あるいは資格の勉強など、毎日ギリギリでまわっている気がします。
それでも、色々やってみたことはありますよね?
ペン字で美文字を目指すもその一つです。

毎日忙しい社会人が、どうやったら継続してペン字を練習できるのか?

この課題を意識してつくられている書籍はほとんどないんです。
子ども用ドリルの方が色々工夫してあるくらい。

「大人だから、勉強を続けられる」?
いいえ!大人こそ、勉強の時間を見つけるのが大変なんです。

学生の頃もっと勉強しておけばよかった・・・と思うことはありませんか?
私は、「あんなに時間があったのに、いったい何をしていたんだろう」とたまに思います。
もっと色々見たり、勉強しておけばよかった、と。

大人になってから「さあ、やるぞ!」と思っても
近くにペン字教室がなかったり、仕事の都合でちょうど良いクラスがなかったり・・・

ということで、社会人のペン字には通信講座が適しているというのは大前提です。

受講サポート期間が延長できるものを選ぶ

何の不安もなく通信講座を始める人は、ほんの一部の方だと思います。

「絶対これで美文字になれる!」
と思って始められる人は、とてもラッキー!
ぜひぜひ、そのままの気持ちでがんばって欲しいです。

「終わらないかもしれない、でもがんばってみよう!」
私はこっちのタイプでした。
だから、「サポートの延長ができる」とか「添削指導も追加できる」というのはとても魅力的だったんです。

通信講座には「標準学習期間」というものあって、
『1日このくらいのペースで進めれば、だいたいこのくらいで終わりますよ』
と書いてあるのがほとんどです。

が、それを超えてサポートしてくれる通信講座が安心だと思います。

もちろん、標準期間内に終わることを目指すのですが、それでも「万が一」までフォローがあると嬉しいですよね。

「好きな字」がお手本の通信講座を選ぶ

ペン字の練習は「真似っこ」からはじまります。
お手本をよく見て、同じように書く練習です。

ですから
「こんな字が書きたいなぁ」
と思える字がお手本でなければいけません。

ちなみに、私の場合・・・岡田崇花先生がドンピシャリの好みの字です。
もちろんほかの先生の字も「きれいだな」とは思いますが、『こうなりたい!』と思うのは岡田先生の字。その気持ちがあったから、続けられたのだと思っています。

正直、自分が硬筆検定2級に合格できるとは、思ってもいませんでした。
「少しでも魅力的な字が書きたい」
とは思っていましたけれど、まさかまさか。

硬筆書写技能検定について

私は硬筆検定3級からチャレンジしました。
レベルとしては、「中学生・高校生程度」とされています。

ペン字を勉強しているわけですし、「2級から受ける」という選択肢もありました。

でも・・・
いきなり2級は怖くて受けることができなかったんです。

そのくらい、字にはコンプレックスがあったんです。
結果的には、3級を一発合格できたので、ちょっと自信がつきました。
「もしかして2級も取れちゃうかも!?」
と思えました。

具体的な練習方法としては、通常のペン字講座にプラスして公式の「手引きと問題集」を購入して対策をしました。

実は・・・
この時、硬筆検定対策ができる通信講座を探したのですが、残念ながら、希望に沿うような教材は見つかりませんでした。ボリュームが多くて試験に特化していない講座ばかりだったんです。
なので、この後、私は硬筆検定対策講座を作ることになります。その講座は最後にご紹介しますね。

添削課題が多い通信講座を選ぶ

さて、「添削指導」は「書籍での独学」とのもっとも大きな違いといってよいでしょう。

競書誌で学ぶ、という手もあるのですが、
「ココをこう直すと良いよ」
とまでは言ってもらえません。

よくできたら昇級して、「イマイチ」だったら昇級しません。
その評価をもらうだけなので、「どこがイマイチだったか?」などは、自分自身で分析し、練習して、磨いていかなければなりません。

その点、添削指導は直すべき点を具体的に指導してもらえます。
さらに!
・・・・・褒めてもらえるんです。

これは、モチベーションを維持して、ペン字を続けるためにはとっても効果的。
エナジードリンクを飲んだときのよう。
ムクムクとやる気がわいてきます。

添削課題を100%活用する

学びは、修行とは違うと思っています。
新しい知識やスキルを身につけるのは、喜びです。楽しいです。

そこにさらに「がんばっていますね」「とても良いですよ」と言われたら、
「よし!もっとやってみよう」
「私って、意外に才能あるかも!」
と次の一歩を踏み出し続けられるのではないでしょうか。

そのために、添削課題を100%活用して欲しいな、と思っています。

ペン字講座を受講するということは、テキストを全部やるだけでなくて、「添削課題を出す」ことも含まれます。
添削課題は、テキスト学習がある程度進んだら提出するものなので、スケジュール管理もしやすいですし、定期的にモチベーションが上がるので、「継続」しやすくなります。

四谷学院は、丁寧であたたかな添削指導が大きな魅力です。
ボールペン字講座は、初めてチャレンジされる方から、検定合格を目指す方まで、どなたでも受講いただけます。
くわしくはホームページをご覧ください。


※ボールペン字講座との併用をお勧めします。


※こちらは漢検対応講座です。

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