こんにちは、四谷学院の石田です。
ペン字の練習をする際には、何が必要でしょう?
今回は、「練習に必要なモノ一式」について、それぞれ解説してきます。
練習に必要なスペースは?
一般的には、「お手本」、そして「ノート」を使って練習を行います。お手本とノートを別々に広げてみると…
テーブルにはけっこうなスペースが必要なんです。
「さて、練習しよう!」と思ったときにスペースを準備するのは意外と面倒じゃないですか?
書き込み式テキストなら肩幅くらいのスペースがあればOK。
ご家庭の食事テーブルのはじっこやカフェの小さなテーブルでも十分です。
だから、四谷学院では、練習スペースが少なくてすむように「書き込み式テキスト」を採用しています。
どんな筆記具を使う?
筆記具には、ボールペンや万年筆、筆ペン、サインペンなどいろいろありますね。
ペン字を練習する際には、「使いやすさ」で選ぶとよいでしょう。
というのも、「太目のペン先」とか「細めの軸」とか、いろいろ書きやすさの条件はありますが、それが万人向けするとは限りません。
手の小さな方であれば、軸は細いほうが持ちやすいですし、筆圧が高い方であれば、ペン先は太目の方がしっくりくるという傾向はありますが、実際に手にとって書いてみることで、「自分の書きやすい筆記具」がわかります。
最終的には、どんな筆記具を使っても、同じようにきれいに書ける、というのがゴールになります。まずはお気に入りの筆記具できれいに書く練習からはじめるとよいでしょう。
ノートは白紙?罫線入り?
ノートには、白紙のタイプや升目や罫線が印刷されているタイプがあります。
四谷学院では、ノートで練習をするときには、白紙ではなく、ノートを使うことをオススメしています。
「補助線」が重要だからです。
まっすぐ書くために、ガイドラインとなってくれるのが、ノートに薄く印刷されている「罫線(けいせん)」です。
これを頼りにしながら、文字を書くとまっすぐに書けます。
文章はもちろんですが、漢字やひらがなをまっすぐ書くというのは意外に難しいもの。文字が曲がるの、行が曲がり、文章全体が曲がってしまいます。
はがきに宛名を書くときにも、鉛筆でうすーく補助線をひいてから書くと、まっすく、きれいに書けますよ。
ほんのひと手間ですが、印象を大きく変えます。
あるとないとで大違い!ソフト下敷き
学生時代には「下敷き」を使っていたと思います。ノートのページにはさんで使う、アレですね。
ソフト下敷きは、その名の通り、柔らかい下敷きで、紙の下に敷いて使います。
ノートにはさんでも良いですが、一般的な学童用下敷きよりも厚いものなので、ちょっと書きにくいかも知れません。
ハガキや便箋に書くときには、テーブルだとちょっとペン先がすべるんです。ソフト下敷きを使うと、いい具合にペン先が落ち着きます。
「実はペン先がすべってたんだ・・・」と、気が付いてしまうと、ソフト下敷きが手離せなくなりますよ!
まとめ
・筆記具 :自分の使いやすいもの。
・練習用ノート :罫線の入ったもの。
・ソフト下敷き :あると全然ちがう!
ソフト下敷きは「書き込み式テキスト」の場合は不要なこともあります。
ペン先が滑らないように「厚めのページ」になっている場合が多いからです。書き込み式テキストを選ぶ際には、そういった配慮がされているかもチェックすると良いでしょう。
筆ペン字の場合は、ソフト下敷きはなくてかまいません。
四谷学院のボールペン字講座・筆ペン字講座は、初めての方にオススメ!
準備するのは、スペースとやる気だけです。「やってみよう」と思ったときがチャンスです。
四谷学院 筆ペン字講座