「こども環境管理士」は、学校や保育園・幼稚園、地域社会で子どもたちに自然の大切さを伝える環境教育のプロフェッショナル資格です。
環境教育への取り組みのために必要な知識を総合的に学ぶことができるので、保育園や幼稚園はもちろん地域社会で自然の大切さを伝える活動ができるようになります。
「あの鳥はどこからきたの?」
「どうして水は大切にしなきゃいけないの?」
こんな風に子どもから質問された時、あなたはごまかさずに答えることができますか?
せっかく芽生えた好奇心の芽を、摘んでしまうのも大きく伸ばしてあげるのもあなたの対応一つで決まります。
子どもたちの抱く「なぜ?」「どうして?」は宝物です。
「この花の色は、あの花の色と似ているけれど違う」
「空は青くなったり、赤くなったりする」
「虫が寄って来る葉っぱと、来ない葉っぱがある」
これらはすべて、自然と触れ合うことで見つけた「子どもたちのあたらしい発見」です。子どもたちの育ちや学びに、身近な自然は欠かせないものなのです。私たち大人にとっては当たり前のことでも、子どもたちにとっては不思議で、新しく、ワクワクするようなことばかり。豊かな自然を体験できる空間づくりは保育者の重要な役割です。
都市部では緑が少なくなり、子どもたちが日常的に自然に触れることが少なくなってきました。残念なことに「虫が怖い」「土は汚い」という子どもも増えています。また、比較的自然が豊かな地域でも、外来生物や開発の影響で「本来の自然の姿」ではなくなっているところもあります。
「保育所保育指針」や「幼稚園教育要領」にも記載されているように、子どもたちの成長には「自然とのふれあい」が欠かせません。子どもたちは小さな、しかしキラキラ輝く発見を積み重ねて、こころを豊かにしていきます。
現在は、地球温暖化や資源問題などが深刻化し、緊急かつ重要な課題となっています。環境を守り、未来へ引き継いでいくためには、積極的に環境保全活動に取り組んでいくことが大切です。21世紀を担う子どもたちへの「環境教育」は、極めて重要性な意義をもっています。
このような中、学校はもちろん、保育園や幼稚園で「環境教育を行える保育者」が求められているのです。
下記のフォームよりお申込みください。限定URLとパスワードをお送りします。
※携帯電話でご利用のメールアドレスをご入力いただく場合は「yotsuyagakuin.com」のドメイン受信設定をしてからご入力ください。
「こども環境管理士」は、公益財団法人日本生態系協会による認定資格です。1級と2級に分かれており、2級は誰でも受験することができます(1級は実務経験などの要件があります)。
保育士や幼稚園教諭の方をはじめ、お子さんをお持ちの主婦の方や、保育・教育業界への就職を目指す学生の方も多く受験されています。
本講座は主に2級および初学者を対象とした講座です。
試験について詳しくはこちら
こども環境管理士を取得して活躍していらっしゃる方や園長先生のコメントはこちら(別ウインドウで日本生態系協会のサイトが開きます)
身近な自然は、子どもたちの育ちや学びに欠かせません。自然を相手にした遊びの中で、子どもたちの五感が刺激され、豊かな感性が育まれます。
しかし、これまで経済の発展を優先した街づくりがされてしまったため、森林、草地、池、小川、浜辺などが、姿を消しつつあります。
こうした中で、子どもたちが日常的に自然や生きもの達とふれあうためには、身近な保育者や保護者が積極的に自然とふれあえる機会や環境を用意することが、重要な役割を担うようになってきています。
「こども環境管理士」は”保育環境のエキスパート”です。自然のしくみや現在の環境問題などに関する正しい知識を身に付け、今の時代にふさわしい生活のあり方や、ビオトープ(※)といった自然体験のための空間づくりを提案・実施することができます。
資格をもつことで、学校や保育園・幼稚園そしては家庭においても、子どもたちの健やかな成長に携わるだけでなく、自然の大切さを次の世代に伝え、守っていくこともできます。子どもたちや保護者からの自然・環境教育に関する疑問に、自信をもって答えられるようになるでしょう。
環境の時代と言われている今、保育士や幼稚園教諭など、子どもに関わりのあるお仕事をされている方、あるいはこれからそれらの職業を目指す学生の方には最適な資格といえるでしょう。
※ビオトープ(BIOTOP)とは、野生の生きものの生息空間のことを言います。
全国平均の合格率が72%に対し、四谷学院のこども環境管理士講座は100%(※)の合格率を達成することができました!
四谷学院のこども環境管理士試験対策講座は、試験実施団体である(公財)日本生態系協会よりご協力いただいている唯一の通信講座です。この教材だけで、基本的な理解はバッチリです。
(※2022年度2級試験結果より/自社調べ)
四谷学院では、試験実施団体である(公財)日本生態系協会の編集協力によって、初めて環境を学ぶ方にもわかりやすいオリジナル教材を作成しました。こども環境管理士試験には、「小論文」の試験も課されますが、四谷学院ではテキストはもちろん、丁寧な添削指導で試験突破を目指します。
保育環境を整え、自然の大切さを子どもたちに伝える「こども環境管理士」資格は、『環境の時代』の今、注目の資格です。子どもたちとかかわるすべての人にオススメする資格です。
子どもたちの未来を担う「こども環境管理士」として、1日でも早く活躍しましょう!
(神奈川県)
――こども環境管理士を目指した理由は?
子どもたちに環境や自然について伝えるときに、
自分自身の理解が十分できていないと
子どもたちからの「なんで?」「どうして?」に対応できず、
「だめなものはダメ」としか言えなくなってしまいます。
しかしそうなると、子どもたちの思考も
そこ止まってしまうかもしれません。
子どもの「なんで?」「どうして?」に答えるためにも、 もう一段深いところから考える必要性を強く感じました。
――実際に学習してみていかがでしたか?
テレビやニュースやネットなどでさまざまな環境問題を目にしますが、
なんとなく判った気になっていました。
しかし、改めて環境について学んだことで「色々な環境問題が、地続きになっている」
ということが実感ができ、考える土台が整った感じがします。
南極の氷が溶けるというようなスケールが大きい問題も、
エネルギーのような目には見えない問題でも、
自分が生活のなかで取り組めるような募金やエコバック、
グリーンカーテンや打ち水という「小さい活動」と
しっかりつながっている、ということが理解できました。
すみれさん(福岡県 保育士・幼稚園教諭)
――こども環境管理士試験、合格おめでとうございます!すみれさんがこども環境管理士の資格を取ろうと思われた理由を教えていただけますか?
地域の自然観察会に参加し、里山の大切さなどを知り、確かな知識を身につけたいと思い挑戦しました。
――合格した時のお気持ちを教えていただけますか?
若い方が沢山受験されていたので、自分は大丈夫かなと心配しましたが、合格通知をいただきとてもうれしかったです。
――資格や知識を、今後どのように生かしていく予定ですか?
自然観察会の仲間の皆さんと自然を大切にこわさないように守っていきたいです。
(東京都)
――こども環境管理士試験、合格おめでとうございます!大森さんが、資格を取ろうと思われた理由を教えていただけますか?
転職で、飲食店から保育園で勤めることになり、園庭の管理や子どもに植物のことを教える指導があるので知識が役に立つと思い、こども環境の資格を目指しました。
――合格した時のお気持ちはいかがでしたか?
テキスト3周、過去問2周したので絶対合格すると思っていました!期待通りでした!
――これから対策を始める方へ、伝えたいコツやアドバイスをお願いします!
2級は、標準期間は3ヶ月ですが、2ヶ月でも真剣に勉強すれば受かります。通勤の電車での時間を活用していました。問題を先に解いて、解説を読むを繰り返すことです。
2017年7月4日付け朝日新聞 夕刊「eco活プラス」にて紹介されました。当講座推薦文を寄稿いただいたながつた幼稚園の笠原先生の活動も紹介されています。
◆1級こども環境管理士からのメッセージ
笠原 逸子 様
<プロフィール>
私立幼稚園園長・1級こども環境管理士・1級ビオトープ設計、2級ビオトープ施工管理士
日本野鳥の会神奈川支部副支部長・日本シェアリングネイチャー協会リーダー
自然は大好きだけど、どのように楽しんだらいいのかわからない方。またどんな見方をすればその場所の自然環境を知ることができるのか悩んでいらっしゃる方。そして地域活動の一環として子どもたちを見守りたい方、または一時的に幼児や学童を預かって日々接している方など、自然環境や子どもたちの成育環境を考える際に必ず役に立つ資格がここでご紹介するこども環境管理士です。
幼い子どもたちは潜在的に自然環境と友達です。目に見える、耳に聞こえる、そして肌で感じる自然物に何でも興味を持ち、知ろうとします。全身でその自然物を見つめそれが何かを突き止めようとします。
そんな子どもの姿と接した時、その好奇心に寄り添ってあげられていますか?
自然の成り立ちや生きものの繋がりをそっと伝えられていますか?
子どもが感じた不思議と自分が見聞きした感動を共有することができれば、どんなに豊かな体験となるでしょう。生物多様性の重要性や持続可能な社会の構築が叫ばれている現代社会です。また子どもたちの保育・教育環境も様々な形態が導入され、一人ひとり違った環境で育ちそこでの体験度合いは量的・質的に大きな差が生じています。
そんな子どもたちを取り巻く現代社会において、どの子にも同じように自然環境での体験や感動を伝え、それぞれの成育現場での質の高い、心に寄り添う声掛けのできる人材を育成する目的で認証された資格がこども環境管理士です。
人間活動によって地球が破壊されている今、いじめ問題で学校現場が揺らいでいる今、何が必要でどんな生き方をしたらいいのかを知る手がかりをこの資格で学んでください。身近な自然に触れることの喜び・感動・神秘を共有しましょう。私たちは自然環境の中で生かされていることを伝えましょう。
多くの方がこの資格を所有し、多様な現場で子どもたちと接する事が今求められています。長年社会に貢献され年金生活をされている方々にも、まだまだ新しい認識と理解で将来を担う子どもたちのヒーローになれるチャンスです。
仲間になりましょう。お待ちしております。
◆こども環境管理士資格試験対策講座推薦者
公益財団法人日本生態系協会 池谷 奉文 会長
<プロフィール>
公益財団法人日本生態系協会会長
公益社団法人日本ナショナル・トラスト協会会長
公益財団法人埼玉県生態系保護協会会長
自然再生専門家会議委員 国土審議会特別委員
社会資本技術開発会議委員 獣医師 他
近年、自己中心的な考えや、ものを大切にしない価値観などの、誤った心や態度をもつ子どもが多く見受けられるようになりました。そうしたことから、校内暴力やいじめなど多くの問題が起きています。
一方で、保育のあり方を示す保育所保育指針には、「保育環境をいかに構成していくかが保育の質に関わる」、「子どもが思わず触りたくなるような、動かしてみたくなるような、関わりたくなるような魅力ある環境を構成する事が重要である」と書かれており、保育現場の環境が重要であると言われています。
子どもは遊具などの単純な遊びだけでは健全な成長を望むことはできません。本来、人は自然の一員であり、無限の広がりを持つ自然を相手にした遊びの中で、子どもたちの五感は刺激され、思いやりやゆたかな感性が育まれます。さまざまな発見や工夫から創造性や独創性が芽生え、ともだちと協力することで自発性や社会性が身に付きます。時には思いどおりにならないこともあるでしょうが、それが自然の面白いところであり、素晴らしいところです。子どもたちは知恵をはたらかせ、目を輝かせながら解決しようと挑みます。
「こども環境管理士」は、幼児期の大切な環境づくりを実践することでこどもの健全な成長を育み健全な社会づくりにおおきく貢献する素晴らしい資格です。また、環境省の環境人材認定等事業に登録されており、環境教育の専門家としても認められていますので、保育士でありながら専門性という武器を手に入れることができます。
本講座は、これからの日本を担う子どもたちに大きな影響を与える「こども環境管理士」の資格を取ろうとする人のための講座です。通信講座ですから、家事の合間や仕事を終え帰宅した後など、都合の良い時に勉強できます。家庭で自分の好きな時間に勉強ができますし、仕事を終えてから夜の時間にもできます。また、始めやすく続けやすい55段階の学習システムは、合格のために必要な知識やテクニックを55のステップに細分化し、1つひとつクリアしていくことで確実に身につけていくことができる、非常に学びやすい仕組みです。要領よく学べば、初めての受験でも十分に合格できる力が身に付くでしょう。一人でも多くの方が、これからの時代に必要とされる「こども環境管理士」に合格されることを願っています。
◆こども環境管理士資格試験 担当者からのメッセージ
公益財団法人日本生態系協会 人材開発部 清水 宏一 様
子どもたちにとって「遊び」は、人間形成に必要な要素です。中でも自然体験は、遊具などの単純な「遊び」とは異なり、無限の広がりがあります。さまざまな自然体験を通じて、人にとって最も大切な思いやる心や、豊かな感性が育まれ、健全な人間形成が促進されます。『こども環境管理士』は、保育の場づくりの専門家として人づくりと社会に貢献できる素晴らしい資格です。
日本生態系協会からは、資格取得者に対し各種の情報提供や、交流会の実施などさまざまなかたちでサポートを行っていますので、安心して活動していただけます。既に全国の幼稚園の先生方や園長さん、保育所の保育士さんや所長さんなど多くの方々が資格を取得し、幼児教育の現場で「自然の力」を最大限に活かした教育を実践しています。
子どもたちは私たちの宝であり、美しいくにづくりの礎です。みなさんも子どもたちが目を輝かせて遊んでみたくなる環境づくりを目指してみませんか?ぜひ、『こども環境管理士』となって、子どもたちの笑顔のために活躍してください。
こども環境管理士の筆記試験は、択一問題(2科目)と小論文があります。総合的に評価がされますので幅広い範囲を勉強する必要がありますが、ポイントを押さえて対策すれば、決して難しい試験ではありません。
四谷学院オリジナルの「こども環境管理士の55段階」は、合格のために必要な知識やテクニックを55のステップに細分化し、1つひとつクリアーしていくことで確実に身に付けていくことのできるプログラムです。正しい方向性を理解できるので、新しい話題や少し専門的に思えることでも、考えれば正解を導き出せるようになります。
達成感を味わいながら、楽しく勉強を続けていくことができますから、初めて学習する方でも安心です!
※本講座は、公益財団法人日本生態系協会の編集協力によって作成されております。
人間の脳の情報処理のうち、70%は視覚情報処理だといわれています。『百聞は一見にしかず』には、科学的な根拠があるのです。だから四谷学院のこども環境管理士資格対策講座では、イラストや図解をふんだんに取り入れたテキストで、「見てわかる」ことにこだわっています。さらに、スキナーという学習心理学者が提唱する「プログラム学習」という理論も応用しています。やるべきことを細かく分け、できたかどうかを確認し、できなければそこができるようになってから次に進むという理論です。画期的学習理論として脚光を浴びたこの「プログラム学習」を具現化したものが四谷学院の開発した『55段階』なのです。
オリジナルテキストは、イラストや図解をふんだんに取り入れ、視覚的に理解できるように工夫を凝らしています。自然のしくみや環境問題、国際的な取り組みや法律・条令、園庭ビオトープをつくる際のポイントまで、筆記試験に合格するために必要な知識を、「へ~」「なるほど!」と楽しみながら学習できます。普段の生活の中でも「あ!メジロだ。ホントに目の周りが白いね」「エノコログサって、犬っころ草っていう意味なんだよ」「打ち水は夕方がいいよ」などと思わずお話したくなる話題も豊富です。
学習の目安は1STEPわずか30分。スキマ時間で勉強できるので、仕事や家事、大学との両立も問題ありません。
知識がしっかり定着するように、およそ5STEPごとにチェックテストをご用意。繰り返し取り組むから、確実に理解が深まります。
納得いくまで質問可能!疑問を確実に解消します。詳しくは安心サポートへ。
こども環境管理士の筆記試験には「小論文」も含まれます。求められるのは、こども環境管理士として考え方や行動を正しく理解していること。2級の場合、分量は400字、原稿用紙1枚分。「小論文ってむずかしそう・・」と思っている方も大丈夫!小論文の書き方は、テキストでゼロから解説しますから、まったく初めての方や勉強にブランクのある方でも安心です。
また学習の総仕上げとして「模擬試験」に取り組みます。本番と同じ「択一問題+小論文」で実力をチェック!「択一問題」は詳しい成績表で科目ごとに弱点が分かるので、直前期に効率よく復習ができます。小論文は試験のポイントを熟知した講師が、一つひとつ丁寧に添削しますから、本番に向けて自信をつけることができます。客観的に自分の文章を評価してもらえる機会はなかなかありませんから、添削指導は大きなアドバンテージになるでしょう。
こども環境管理士講座は、全部で55ステップで構成されています。
1ステップあたりの学習時間は30分が目安です。
試験には時事問題も出題されますので、普段から環境に関するニュースにも注目しましょう。
1ヶ月あたり5ステップずつ進めると、およそ1年間で修了します。
試験までの間は、苦手分野を復習したり、ニュースをチェックしたり・・・草花や虫、鳥の名前等も覚えてみましょう。
試験の前の月までにひと通りの学習を終えることを目標にスケジュールを立てましょう。
たとえば、1週間で5ステップを目処に学習を進めると、およそ3ヶ月でひと通りの学習が完了します。
COOL CHOICE賛同証明書 (PDF 154.0KB)
COOL CHOICEとは、気候変動対策及び温室効果ガス削減をテーマにした2030年まで継続する新国民運動です。
生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)の大事な成果である愛知ターゲット。当講座は、「地球と生命のための20の約束」の目標達成のための「にじゅうまるプロジェクト」の登録講座です。