幼稚園や保育園で働く方の多くは、「幼稚園教諭免許」や「保育士資格」といった資格をお持ちです。
さらに、プラスアルファの資格をもっているとキャリアアップに役立ちます
中でも、最近注目されているのが「こども環境管理士資格」です。
こども環境管理士とは?
「こども環境管理士」は、学校や保育園・幼稚園をはじめ、地域社会などでも、子どもたちに自然の大切さを伝える環境教育のプロフェッショナル資格です。
「ビオトープ」というのを聞いたことがありますか?
様々な生き物が暮らせる空間、それがビオトープです。
特に都会では、自然が少なくなってきました。草むらや雑木林など、あまり見られなくなっていますよね。小さな生き物や地域の植物が生きていく場所が、どんどん少なくなっています。
逆に、外来種や園芸種などが増えていき、生態系のバランスが崩れてしまっているというのも、ニュースでもよく耳にすることでしょう。
「自然に触れ合うこと」は、子どもたちの成長に大きな影響を与えます。
そうした子どもたちが育つ環境を整えることは、我々大人の大切な使命です。
「こども環境管理士」がそのプロフェッショナルとして注目されているんです。
園庭や学校にビオトープをつくったり、子どもたちと一緒に生き物を観察したり…子どもが自然環境に興味を持てる環境づくりをしていきます。環境教育の一端を担います。
どんなことを学ぶのか?
こども環境管理士が学ぶべきことは、大きく2つあります。
(2)自然体験・生活体験を充実させる環境づくり
「自然ってどうして大事なの?」
「もしも水がなくなったらどうなる?」
こんな子どもたちの素朴な疑問にも答えられるような、基本的な知識を確認するのが(1)自然環境に関する基礎知識の分野です。自然のしくみを学ぶところから始まって、私たちの生活や社会と自然とのつながりや、昨今の環境問題についても学びます。
また、先ほど紹介した「園庭ビオトープ」の作り方や管理の方法等は(2)自然体験・生活体験を充実させる環境づくりに含まれます。
「環境の時代にふさわしい生活のあり方とは何か?」
をベースに、日常的な自然体験のための空間づくりや、身近な生きものや、自然の中の危険についても学びます。
どちらも、環境教育を行える、そして何より子どもたちを安心して任せられる人材として、保育者に求められているものです。
取得してよかった!こども環境管理士資格
こども環境管理士資格の口コミを紹介します。
オススメ資格!こども環境管理士 まとめ
「こども環境管理士」という資格を初めて聞いた!という方も少なくないかもしれません。
ということは・・・今が狙い目の資格です。
早くから取得しておけば「こども環境管理士として●年以上活動しています」という風に、経験値も加算されるからです。
子どもたちに自然の面白さを知ってほしい、地球を大切にしてほしい、豊かな心を育んでほしいという願いを持っている保育士さんはもちろんですが、
自分自身が生き物が好き、虫が得意、お散歩大好き、という方にはピッタリの資格です。
写真を見て植物や虫の名前を答える、というような問題も出題されますよ。
ワクワクしてチャレンジしたくなった方は、ホームページをチェックしてみてくださいね。