「当たってくだけろ」って、英語でなんて言う？～”やってみる”の表現いろいろ～

こんにちは、すらすら話せる55段階式英会話、略して「すらすら英会話」のJuneです。
今日は、ちょっとした英語表現についてシェアしたいと思います。

結果を考えずに「まずはやってみよう」というときの英語表現を集めてみたくなりました。
英会話ができるようになるためのコツは、正しいかどうかはさておき、「まずは自分が言える英語を話してみることが大事」です。

「ダメでもともと」「いちかばちか」「あたってくだけろ」など、何かに挑戦するときに結果を考えずに”とにかくやってみよう”という表現についてまとめてみます。

「あたってくだけろ」を英語で言うと？

この英語表現を調べていくと、ある歴史的な出来事をセットで知ることになると思います。
それは、第二次世界大戦中にアメリカ軍で結成された日系２世部隊「４４２連隊」のことです。

アメリカ陸軍史上最強といわれた部隊で、士官以外は日系２世だけで編成された部隊でした。
当時の日系人は地位も低く、強制収容所で刑務所同然の生活を強いられていた人も多かったとか。
その生活から抜け出し、アメリカでの日系人の地位を向上させるために入隊。
過酷な戦線に派遣され続けましたが、各地で非常に勇敢な戦いぶりを見せ、アメリカ軍史上最多の勲章を受けました。

同時に、延べ1万人近い兵士が死傷しました。
激戦につぐ激戦をくぐり抜けてきた４４２連隊の合言葉が、この「当たって砕けろ」だったのです。

重い歴史がある言葉ですが、今ではけっこうカジュアルに使われています。

「当たって砕けろ」って英語でなんて言う？～英会話のコツ～

「のるかそるか」って英語でなんて言う？

以前、ブログで「内閣改造って英語でなんて言う？」という記事の最後に少し取り上げたことがあります。
●内閣改造って英語で何て言う？

のるかそるか、は「結果はどうなるかわからないけど運を天にまかせてやってみる」という意味です。
ダメでもともと、というよりは「結果はどうなるかわからないが、やってみる」イメージでしょうか。
これには、こんな英語表現があります。

make-or-break　＝　のるかそるか　
*A make-or-break situation will bring great success or complete failure.（cambridge dictionary）
直訳すると「つくるかこわれるか」です。
ここから転じて「大成功か大失敗かのどちらか＝成否を決める、命運を握る、のるかそるか」という意味で使われています。

他にも、「失敗したら後がない」「ダメもとでやるしかいない」というような意味を表す、いろいろな英語表現があります。
“all or nothing(一か八か)”
“sink or swim（一か八か）”
“do or die（やるかやられるか）”
日本語も英語も違う言葉なのに、同じような表現があるのは面白いですね。

「とにかくやってみようよ！」と励ましたいときは？

カジュアルなシーンで、誰かの背中を押したいときに使える表現をいくつか拾ってみました。

やってみよう　＝　Give it a go!
“it”は、やろうとしていること、を意味しています。
それに対して、”go”をだしてしまえ！と言っているわけです。

やってみよう　＝　Take a chance!
シンプルに、”チャンスがあるんだから、とりにいけ！”、やってみよう、という意味です。
take your chance でもOKです。

ちなみに、「相手にチャンスを与えようよ」というときは、”Give him/her a shot.”のようにも言うそうです。
”シュートを打たせてあげようよ”という意味でしょうか。

そして、もう一度はじめの方に話は戻りますが、英会話ができるようになりたいなら、「正しいかどうかはさておき、どんどん話す」「間違える」ことが大事です。
Give it a go!
たくさん英語を話しましょう。

>四谷学院のすらすら話せる55段階式英会話

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