「○○してください・していただけますか?」は英語で何と言う?~英語の敬語とは~
公開日:2017/05/27
最終更新日:2020/07/31
こんにちはHullです。
英語で敬語とか丁寧な表現ってどうやって言えばいいか分かりますか??
いま「could」や「would」が頭に浮かんだあなた。
今回の記事は、きっとあなたの「英語の敬語」の常識を覆しますよ。
さて、私たちの日常生活を考えてみると、
敬語を使いたい場面って、たくさんありますよね。
そして、そんなとき
「Can you ~ ?」と「Could you ~ ?」を使い分けると良い!
と多くの方が習ったのではないかと思います。
Can you ~ ?が「~してくれる?/~してもらえる?」でCould you ~ ?が「~していただけますか?/~してもらえますか?」だと、習ったのではないでしょうか?
私も、そうでした。
しかしながら、この使い分けって実はあんまり意味がないんです・・・!!!
これを先生から聞いたときは、本当に衝撃でした。
(私の人生の中でびっくりしたことベスト10に入るかもしれません。笑)
さきほど、使い分けに全然意味がないと言いましたが、どういうことかと言うと、「Can you ~ ?」と言っても、「Could you ~ ?」と言っても丁寧さにそんなに変わりはないということです。
どちらも「~してくれる?」という意味で、どちらを友達に言っても、上司に言っても全くおかしくないということでした。
これを聞く限り、明らかに、私たちの思っていたほどの意味の違い(丁寧さの違い)は、なさそうですよね。
でも、じゃあ「丁寧に言いたいときはどうすれば良いの!?」と思われるかもしれません。
一番簡単なのは、「please」をつける、です。
ただし、pleaseを入れる場所に要注意です。
この場合、pleaseを入れるのは、真ん中なのです。
真ん中に入れるというのは、
=○○してくれますか?
=○○してくれますか?
こうして真ん中にpleaseと入れることで、丁寧な表現になるのです。
(一番お尻に「Can you ○○, please?」とつけて言っても文法的には間違いではないのですが、 真ん中に入れた方がより自然なそうです。)
実際に使ってみるとしたら、こんな感じですね。↓
英語を教えていただけますか?
もちろん!
ただし、英語での敬語表現を使う際は、少し注意が必要です。
注意が必要と言うと大げさかもしれませんが、英語と日本語では、そもそも敬語というものに対する概念が違うのです。
例えば、私たちは上司や先輩、先生など目上の人に対しては敬語を使うのが当たり前ですが、英語圏ではそうとも限りません。
実際、ネイティブ講師たちが、「Can you please ~ ?」なんて言っているのを聞いたことがないので、そもそもの文化や考え方が違うのだなあと思います。
外国語を学ぶなら、やっぱり文化の違いも一緒に学べると良いですよね。
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