こんにちは、四谷学院の谷村です。
保育士試験は、科目合格制度があります。筆記試験全部で8科目(細かく言えば9科目)、そして実技は2分野ありますが、3年目の試験までに全科目(筆記+実技)合格すれば、「保育士」の資格が手に入ります。
とはいえ、
できれば最短で、なるべく早く合格してしまいたい!
というのが本音でしょう。
この記事では、お電話でもご相談、ご質問をいただく「保育の心理学」の再受験対策について解説します。
合格済みだけど、関連科目も勉強するべき?
保育士試験は扱う範囲がとても広いですね。また、科目ごとに出題範囲が明確に区分されているわけでもなく、重複する学習分野も少なくありません。
「関連科目だから」と言って、すでに合格した科目を勉強しなおすのはどうでしょうか?
効率の良い勉強法とは、とても言えません。
例えば、「保育の心理学」という科目は、「子どもの保健」や「社会的養護」、あるいは「子ども家庭福祉(児童家庭福祉)
」といった科目と関連します。しかし、せっかくあと1科目でいいのに、合格済みの科目を勉強して無駄な時間を費やすのはどうかと思うのです。
熱くなりましたが・・・
もしもこんなアドバイスを受けたという方がいらっしゃれば、それには耳を貸さなくてもいいのではないか?と思います。
(残り科目とは別に、科目免除の猶予期間を延ばすために全科目受験されるという、というケースはまた別です。)
残り科目数が少ないというのはとても有利なことです。少ないからこそ1科目の内容を深く学習する時間を確保することができます。次回試験に向けてはとにかく深く学習していくことを意識してほしいと思います。
試験で間違えた問題分野だけ復習しておけばいい?
「間違えた問題を中心に復習する」
これは保育士試験だけでなく、あらゆる試験、テストで言えることだと思います。
しかし「間違えた問題だけを復習する」のではありません。
意外にここを誤解されている方が多くいらっしゃいますので、ご注意いただきたいポイントです。
特に保育士試験においては、様々な範囲から、多角的な出題がなされます。いわゆる「ヤマをはる」というのは難しい試験でしょう。
だとすれば、間違えた問題をしっかり完璧に復習したとしても、次の試験では全く役に立たないという可能性も出てきます。もしも「丸暗記」しているのであればなおさらです。
効率よく勉強するには?
まずは、難易度が低いにも関わらず解けなかった問題を中心に復習をしていきましょう。
正解しておくべき問題が正解できなかったわけです。
原因としては、勉強不足が考えられます。より丁寧に勉強することが必要です。
次に、「手も足も出ない」と感じてしまった問題の対策を考えます。
そもそも「これをちゃんと解けた受験生はいないんじゃないの?」というような問題は気にしなくてもよいと思います。
つまり、解けない問題は気にしないということも必要です。
繰り返しになりますが、保育士試験は出題範囲が非常に広く、多角的に出題されます。すべて、完璧に網羅するというのは難しいのです。
しかし、「完璧に網羅する」ということは、保育士試験では求められていません。
そうです。6割の得点で合格できる。それが保育士試験です。
まじめな方ほど完璧主義になりやすいものですから、「合格ライン」を意識した学習に取り組んでいきましょう。
確実に「正解できる問題に正解する」ことができれば、満点は取れないかもしれませんが、合格することはできますよ。
問題の分析
「正解できる問題」
「正解できなくても仕方がない問題」
おそらくは、お手元のテキストや過去問題を使って、問題の分析をしていくわけですが・・・
正直、問題分析は大変です。
「時間がない!」「めんどうくさい」「代わりにやってほしい」という方は結構多いと思います。
実際に自分で分析しても、それが本当に正しい分析かどうか?不安も残るのではないでしょうか?
そんな方には、ぜひ四谷学院を利用していただきたいと思います!
四谷学院の保育士講座は、これまで多くの合格者を輩出してきた通信講座です。
お忙しい方、短期間合格を目指す方、今度こそ合格したい方・・・あなたにピッタリです!
担任の先生が一人ひとりにつきますから、あなたの間違った問題、学習の進め方に合わせて個別にアドバイスもいたします。
質問はいつでも送っていただけますので、気になることはお気軽にお問い合わせくださいね。
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このブログは、四谷学院の保育士講座スタッフが書いています。
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