こんにちは、四谷学院の石田です。
平成29年保育士試験 実技試験の「音楽」の課題について合格のために必要な練習・準備をご紹介します。
これまでの合格例も紹介しながら具体的にお伝えしますね。
課題曲「こいのぼり」「一年生になったら」
今年の課題曲も2曲。いずれも有名な曲ですね。
「こいのぼり」は日本の歌百選にも入っているのだとか!子どもからお年寄りまで、みんながよく知るおなじみの童謡です。
求められる力
保育士として必要な歌、伴奏の技術、リズムなど、総合的に豊かな表現ができること。
※「受験の手引き」より
ここでもポイントは「保育士として」という部分です。
歌手やピアニストなど・・・
プロのような技術が必要とされるわけではありません。子たちが楽しく歌を聴ける技術や配慮が求められているのですね。
リズムを正しくとる
正しいリズムで歌うことが大事な理由、それは、子どもたちが耳で覚えるからです。
子どもたちは楽譜が読めません。保育士の歌うのを聞いて、覚えます。子どもたちが歌をまちがって覚えないように正しく歌いましょう。
「一年生になったら」は例年に比べて、やや難しい曲かもしれませんが、比較的耳にもなじんでいるはず。
しかし!
コワイのは「知ってるつもり」。
もしかして間違ってに覚えているかもしれません。
子どもの頃に覚えた歌は、正しいリズムで歌えていないことはめずらしくありません。「一年生になったら」は、独特のリズムがありますので、思い込みで歌ってしまっていないか、楽譜でよく確認しましょう。
歌の世界をイメージしよう
まずは歌詞を朗読することをおススメします。
試験で歌うのは「1番の歌詞のみ」ですが、練習にあたっては、ぜひ2番、3番も読んでみてください。
すると、歌の世界がぐっと広がります。
私のイメージは、こんな感じです。
4月下旬の晴れた日。
風の気持ちいい道を、ゆっくりと歩いている。
まだそれほど暑くなく、新緑がキラキラしている。
ふと、空にカラフルにはためくものが!
「こいのぼり!」
歩いて近づいてみると、
風に泳ぐ「こいのぼり」の下には
子どもたちが。
指をさしたり、ジャンプしたり…
「あれはお父さんコイだね!」
なんて話したり。
みんな、嬉しそうにはしゃいでいる様子を見て
なんだか、わたしも嬉しくなって、
「こいのぼり」を見上げながら
いつもよりゆっくり歩く。
ちょっとポエム。
みなさんは、どんな風景を思い浮かべますか?
イメージができると、ただ「楽しく歌う」ではなく、どんな楽しさなのかを感じることができます。
「こいのぼり」では、リラックスできる楽しさをイメージするとよいでしょう。
一方「一年生になったら」では、張り切った姿勢から、ちょっとした緊張感、興奮も感じることができますね。
<
h3>メインは歌唱
伴奏に凝る必要はありません。
子どもたちに聴かせるのですから、<歌>が大事。
伴奏は、歌を引き立て役と考えましょうね。
くれぐれも歌を邪魔してしまったり、歌よりも目だってしまったりしないように。
伴奏はしっかり練習をして、本番では歌に意識を集中しましょう。
もしも、間違ってしまっても、
「すみません・・・」
などとは言わずに、気にせず続けること!
子どもたちはちょっとのミスなど気にしませんからね。
最後まで気持ちよく歌いましょうね。
合格者の声
歌いきる事が大事だと教えて頂いてたのでメチャクチャな伴奏でも最後まで歌いきった。
ピアノはほぼ初心者だったのでオリジナル伴奏付き楽譜は練習もしやすくてとても役立ちました。
四谷学院では、オリジナル伴奏付き楽譜が教材に含まれます。
さらに、講師のお手本動画も配信しますから、
イメージしやすく、効果的に練習できますよ。
四谷学院 保育士試験 実技試験対策

このブログは、四谷学院の保育士講座スタッフが書いています。
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