少子化の今、知っておきたいキーワード!合計特殊出生率とは?

  公開日:2017/08/23
最終更新日:2018/09/17

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こんにちは、四谷学院通信講座の谷村です。

「合計特殊出生率」って聞いたことはありますか?
「ごうけい とくしゅ しゅっしょう りつ」と読みます。

これは人口の増減の1つに指針となっているんです。
少子化や晩婚化とともに、今、注目されているキーワードです。

2016年の出生数

まずは、出生数について見ておきましょう。
出生数は、文字通り「生まれた赤ちゃんの数」です。

2015(平成27)年は、出生数が前年より2千人強増加しました。
しかし、
2016(平成28)年は前年より2万9千人ほど減少して、ついに100万人を切ってしまいました。少子化がますます心配になりますね。

合計特殊出生率の定義

合計特殊出生率とは、15~49歳までの女性の年齢別出生率を合計したものです。
1人の女性がその年齢別出生率で一生の間に生むとしたときの子どもの数に相当します。

合計特殊出生率が下がることで、子どもが減少する傾向、つまり少子化が進むのです。

1.57ショック

少子化が意識されはじめたのが、1989(平成元)年の「1.57ショック」です。

迷信が合計特殊出生率に大きく影響!

十二支は皆さんご存知かと思います。「ね、うし、とら・・・」ですね。
さらにくわしい「十干」(じっかん)という考え方があります。
十干とは、「甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸」の10個の要素です。

「十二支」と「十干」を組み合わせて、その年を表現します。
その組み合わせは全部で60通り。
60歳を迎えることを「還暦」と言いますが、<暦>がはじめに<還>ってくる、という意味なのですね。
ちなみに「甲子園」は、1924年「甲子(きのえね)」の年にできたことから名づけられています。

さて、話を戻しますと、1989(平成元)年は「丙午(ひのえうま)」という年でした。


< 丙午(ひのえうま)の迷信 >
(※諸説あり)
60年に1度の丙午の年は「火災が多い年」といわれていました。
丙とは「火の兄」とも書き、火の運気をもちます。さらに午も五行思想で「火」にあたり、火の運気をもちます。
そのためこれら年に生まれた人は「火の如く気性が荒い」とされています。

この両方が重なる「丙午」は忌み嫌われるようになりました。

その迷信が、やがて女性のみが対象となっていきます。
「丙午生まれの女性は気性が激しく、夫を尻に敷き、夫の命を縮める(男を食い殺す)」という迷信となりました。

昭和時代のはじめには、まだこのいやぁ~な迷信が根強く残っていました。
この年に子どもをもうけることを避ける傾向があったのです。

そのため、丙午である1966(昭和41)年の合計特殊出生率は1.58となり、他の年に比べて極端に少なくなりました。

合計特殊出生率の発表のタイミング

合計特殊出生率は毎年、発表されます。
調査年の翌年6月上旬頃にまずはおおよその数が発表され、その後に9月上旬頃に確定数が公表されます。

保育士試験では、出題の範囲が発表されます。
原則、確定値が出題対象となりますので、「どの数字が出題される可能性があるのか?」を必ずチェックしておきましょう。

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